ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾 受験予備校常勝の吉村仁です。
数年前の夏期講習に参加した中3の子が、塾長にこう言いました。
「自宅や図書館で勉強しています」
これは、典型的な言い訳です。
どういうことか?というと、受験予備校常勝の生徒たちは猛烈な勢いで集中しっぱなしで勉強しており、さらに塾長からの指導を受け続けていますから、本気で勉強するつもりの人にとってはこの上ない最高の環境なのですが、その反面、その気のない人にとっては、ものすごく大変なのです。
だから、「自宅や図書館で勉強しています」と親に嘘をついて、要するにサボることを画策するのです。
「自宅や図書館で勉強しています」で成績アップや合格ライン突破になるのであれば、すでにそうなっているはずです。
要するに、「やっています」の中身が天と地ほども違うのです。
だから、「自宅や図書館で勉強しています」というのは、必要なことを「やっていない」のに等しいことになります。
同じ考え方で同じ行動を続けていたのでは、同じ結果が出続けるだけです。
以前アインシュタインの言葉として
「同じ行動を続けているにも関わらずに違う結果を望むことを狂気と言う」
と書きましたが、
「自宅や図書館で勉強しています」は、以前と同じ行動を続けることになるわけです。だから、以前と同じ結果しか出るはずがない。
アインシュタインは更に続けます。
問題点を本当に解決するためには、それまでの思考回路を超越した解決策によらなければ、解決されない。と。
過去の延長線上には、過去の延長線上の結果しか、ありえないわけです。
それまでと違った考え方で、それまでと違った解決策をとらなければ、本当に問題が解決されることは無い。
そのために、コーチとかアドバイザーとか、先達などが存在意義を持つわけです。
「自宅や図書館で勉強しています」と逃げる限り、行動パターンが同じなのですから、状況は変わらないでしょう。
数年前の彼はその後やめてしまったので、どこを受験したのか、あるいは合格したのか、分かりません。
もし望むのなら、学年1位がとれる考え方や行動パターンを、受験予備校常勝の吉村仁は指導し続けてきました。
でもそれを10日でマスターする、などということは、不可能です。
なぜならば、継続すること自体が、結果の源だから。
「自宅や図書館で勉強しています」などと言い訳を並べて逃げようとするのは、分かります。
それは、ある程度の苦痛を伴うからです。
怠惰でテキトーにやっていれば勉強しているフリにしかなりませんが、その方が親を騙しやすいので、その場しのぎになります。
その瞬間は、ラクなわけですね。
苦よりも楽を求めるのは、誰でも本能です。
だからこそ、本気で、どうなりたいのか?合格したいのかどうか?が、問われることになります。
ラクした方がいいわけだから。
易きに流れるのは、当然のことです。
流されないためには、「動機」「モチベーション」が、最も大事です。
そうは言いながら、ゆとり教育以降の世の中で、ゆとり教育以前のような頑張りを期待することは、今の子どもには相当難しいことです。
環境がフニャフニャすぎる。
「動機」「モチベーション」も、すぐに揺らぎがちです。
だから、「環境」が大事になるのです。
自宅や図書館と同じ程度の環境ならば、そんな場所は無い方がいい。
自宅や図書館とは圧倒的に違う空間、異次元の場所が、存在意義を持つのです。
その場を支配する人の影響力が、その場をコントロールする。
受験予備校常勝には、自宅や図書館や学校とは圧倒的に違う空間、異次元の場所があります。
「まるで宗教のように圧倒的だ」と、以前言われたことがあります。
そういう異質な空間を、作ってきました。
さあ、夏期講習も終盤です。
今日も張り切っていくぞ!