どんな試験でも難しいものですが、中学受験・高校受験・大学受験はそれぞれ難しさの中身に本質的な違いがあります。
中学受験の難しさとは
（国語）小学生なので知っている語彙の数と生活から得られる経験が非常に少ないはずなのに、学校で読むことはありえない大人向けの文章を読解する能力が問われることの難しさ
（算数）九九を覚えて数年の知識と経験しかないのに、公立の中学校で勉強するはずの方程式と同じ内容や、学校では絶対に教えない、江戸時代の学者が考えた特殊な和算などを解く難しさ
高校受験の難しさとは
大人向けの試験のように７割以上の正解率が脳自体の機能からすれば合格ラインとしては妥当なはずなのに、学習指導要領＝大人になって最小限必要だと国が決めた全内容を、水戸一高（水戸第一高等学校・水戸第一高校）などの場合は100％ミスなく完璧に正解できるようになることの難しさ
大学受験の難しさとは
大学の研究者になるために最低限必要な基礎知識＝中学校の約５倍はあるといわれる各教科の内容を、研究者になると決まっているわけでもないのに覚えなければいけない難しさ
受験の種類により、難しさの中身が本質的に違うのですから、
それぞれ的確な対策を考えることが大切です。
受験予備校 常勝（常勝教育グループ吉村学院）
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