ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村です。
昔受験が厳しかった頃の大学受験予備校では盛んに
予想問題的中
といったようなことを宣伝していました。
でもその本質は、20問ぐらい予想したうち、一つか二つ似たような問題が出たと言ったような程度でした。
その程度は、本気で受験勉強をした受験生であれば、予想できたでしょう。
受験勉強は苦しいので、どうしても、できるだけ少ない勉強で、入試では片っ端から命中させたい、という風に考えがちです。
テレビや映画の射撃の名手みたいに、百発百中に憧れるわけですね。
でも現実は、 百発百中なんてありえない。
私は本物の拳銃を撃ったことがありますけれども、本物の拳銃というのはまあ当たらないものです。
本当の射撃はそう簡単に当たらないから、オリンピック競技にまでなっているわけですね。
一生懸命練習しているプロでもなかなかそう簡単に当たらないのに、ほとんど練習したこともないような人ほど、すぐに命中させようとするものですね。
実際にやってみればわかりますけれども、本当の命中率などというのは、例えば入試問題の予想をするようなものです。
そういうわけですから、もともと腕が悪いのに狙いすまして撃っていたら、ますます当たらなくなるだけです。
腕が悪い人が当てたい場合はどうしたらいいかと言うと、方法は二つしかありません。
一つは、狙撃することは諦めて、ターゲットの方に銃口を向けて100発撃つことです。
そうすれば一発は当たります。
凡人はマシンガンか自動小銃を使うしかないんだということですね。
2つ目の方法は、爆弾を使うことです。
ターゲットの周辺もろとも吹っ飛ばすということですね。
実戦的な世界というのは、そういうことだと思います。