ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾
受験予備校常勝の吉村仁です。
テーマは
「高校生活への備え」です。
高校には、ほぼ同じ学力水準の生徒が入学してきます。多数のコースがある学校なら、そのコースで考えてくださいね。中学校のように定期テストでいつも450点以上の生徒から2桁台の生徒までが同じクラスというのは考えられません。
少なくとも入学の段階では…
それが2学期になると、中学校と同じ状況になってしまいます。これはトップレベルの高校から中下位の高校まで、全ての学校で同じ状況になると言っても過言ではありません。
「1年生くらい遊んでも…」
「中学校でも途中から頑張って成績が上がったし…」
というのは高校では通じません。
科目数が増え、学ぶ内容が深くなり、進むスピードは速くなります。
1年生の1学期から頑張って上位にいた生徒が、途中から頑張るのを辞めるでしょうか?
学校によりますが、2年生から進路を意識した内容でクラス編成を行うところもあります。意識の高い生徒、成績上位の生徒ほど頑張ります。
初めは成績が良くなかったけど、途中から頑張って上位に這い上がった。中学ではあり得る話ですが、高校ではレアケースです。
特に上位校に進学する生徒は要注意です。今まで中学校では400点以上取って、「あの子は勉強ができる」というイメージのあった「あなた」です。
「それなりに勉強ができる」のが当たり前で、「さっぱり理解できない」という状況に陥ったことがない人がほとんどではないでしょうか。
そんな勉強のできた人が、学校の授業についていけなくなる。すると勉強を放り出してしまう危険性があります。
高校入試が終わって、全く勉強をしていないという人もいるでしょう。
でも今がチャンスです。せっかく身についた学習習慣を手放すのは、あまりにももったいない。
では、具体的には何を勉強すればいいのでしょうか?
大きく2つに別れます。
まずは復習組。
進学予定の高校の学力水準より成績が低かった科目。これは迷わず中学内容の復習です。
特に英語、数学は要注意です。受験勉強に使っていた教材を一通り復習し直してくださいね。
水戸工業高、水戸商業高、勝田高、水戸三高、水戸桜ノ牧高までの生徒も同じく復習でいいと思います。
次に予習組です。
先ほど復習組に書いた水戸工業高、水戸商業高、勝田高、水戸三高、水戸桜ノ牧高でも、進学先の学校の合格レベルより偏差値で5以上、成績がよければ高校内容の予習をしてもいいでしょう。
緑岡高校、水戸二高、日立一高、水戸一高の生徒は予習をしておいてほしいですね。国公立大学への進学を希望している生徒は英語、数学は必修です。
あと予習組も復習組も英単語はできるだけ覚えるようにしてください。最後は単語量がモノを言います。
ぜひ、4月からのスタートダッシュに成功し、本当の意味で楽しい高校生活になることを願います。