ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾 受験予備校常勝の吉村仁です。
春期講習明けの4月の上旬に行った
塾テストの結果が返ってきて、その結果を眺めていて、びっくりしました。
2019年度の県立高校入試の合格者のデータが、ずるずると下の方に伸びているように見えたからなんですね。
つくばエクスプレスができた影響もあって、人の流れが変わったことで、さらには最近の少子化の影響もあって、土浦1高(土浦一高)のボーダーラインつまり合格者のレベルがずるずると下がり続けているというのは、数年前からこのブログにも何度か書いてきたことですけれども、
ひたちなか市の中学生達が受験するのは水戸1高なわけですから、水戸一高の方はそんなにレベルは下がってないんじゃないかと期待していたわけですけれども、
2019年度の県立高校入試の合格者のデータを見ると、どうも合格者のボーダーラインが下がっているように見えるわけですね。
こんな偏差値の人が水戸一高に合格してしまったのかと、驚くような合格者がいたわけです。
県立高校の受験直前期に詰め込んだことで、なんとかかんとか合格したんでしょうけれども、受験直前だけの詰め込みでやっと合格点を越えて駆け込み合格しても、そういう人は高校入学後に勉強が続かない可能性が高いでしょうね。
誰もが名前を知っているような大学に現役で合格するためには高校3年間、高校受験の時期に行っていたような勉強を毎日継続しなければ叶わないでしょうから、
たった数ヶ月の急激な詰め込みによる高校受験の勉強で疲弊してしまったような人が増えるとなると、水戸1高自体のレベルが下がることになるでしょうね。
そういう状況というのは、水戸一高に限ったことではなくて、水戸二高とか緑岡高校などについても言えることで、中学生が勉強している状況が年々ゆるゆるになっていくことを表しているのかもしれません。
実感としても、ゆとり教育はとっくの昔に終わっているにもかかわらず、一度始まったゆとり教育の路線が否定されるのではなくて、むしろますますひどくなっていく状況だと感じています。
要するに子供達が勉強しなくなってきている。
だからたった数ヶ月受験勉強らしい勉強をしたことで、県内トップの高校の合格状況まで決まってしまう。
でもそんな付け焼刃というのは、遅かれ早かれボロが出ることになるわけですね。
勉強の行動パターンと言うか、勉強の習慣づけ自体ができていない限り、茨城県内では受験に勝てても、全国大会である大学受験の世界では厳しい戦いになることが予想されますね。
私が在籍していた当時からそうでしたけれども、水戸1高というのは私服で通学することが許されているし、校則も緩いんですね。
茨城県内トップの進学校だということでバリバリのスパルタ教育でもやっているのかと言うと全くそういうことはなくて、ユルユルです。だから高校受験で「終わって」しまう人も出る。
できるだけ早い段階から強い危機意識を持って大学入試に備えていかない限り、大学受験に失敗して浪人になってしまう可能性が高いと言えるでしょうね。
数年前とは違って有名私立大学に合格することが厳しくなっているし、元々群馬県や栃木県など北関東のトップ進学校の中で最下位の実績だったわけですから、自由な校風だからとのんきな勉強をしていては、レベルアップはますます難しいことになるでしょう。
かなりやばい。
水戸1高の後輩のあなた。
受験予備校常勝の高校部は、最強レベルですよ。