ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村です。
やる気がないからとか、分からないからとか、勉強しない理由としてよく言われますけども、
そういうのを、論理のすり替えと言うのです。
やる気がないから勉強しないなどということを言っているからいつまでたっても成果が出ません。
物事が反対になっているのです。
成果が出ないからやる気が出ないのです。
やる気があってもなくても行動したことによって成果が出れば、やる気は起こってくるのです。
じゃあ最初の行動をなぜしないのかと言うと、やる気がないのではなくて、願望とか目的意識がないだけのことです。
要するに、やる気がないのではなく、悪い点数が大好きなだけですよね。
怒られたり馬鹿にされたりする状況が、嫌じゃないわけですよね。怒られたり馬鹿にされたりしたいわけです。
その子にとっては、頭を使うのが苦しいから、頭を使うことから逃げるために、怒られたり馬鹿にされたりして時間稼ぎをしたほうがいいわけですね。
また、分からないから勉強しないというような言い訳もありますが、これも馬鹿馬鹿しい話です。
分からないから勉強するのであって、勉強するというのは教科書をじっくり読むとか参考書などを調べるとか徹底的に考えるとか、そうやって分からない状況を分かった状況にするのが「勉強」なわけです。
要するに、自分の頭も体も使わずに、できるだけ楽をして誰かになんとかして欲しいと言うことでしかないのです。
ただ怠け者なだけだということですね。
根本的に、分からない感じがするというのは、頭の中の知識が何か足りないわけです。
例えば小学校時代に知っているはずのことを覚えていなかったりするわけですね。
あるいは分かっているつもりのことを訓練することによって、腑に落とすということをしてこなかったのです。
元々腑に落とすということができていないので、何をやっても分からない感覚になるわけです。
五臓六腑にしみ渡ると表現できるように、自分の肉体の一部になってしまうレベルまで訓練するということが、勉強に限らずとても大事なことだと思います。
そういうことができていない人が、特に分からない分からないと連発するわけです。
つまり、分からないと騒ぎ立てることによって、 自分の努力不足を、教える側の力量不足であるかのように、責任転嫁するわけですね。
本質的に、分からない分からないと騒ぎ立てることは、本人にとって利益があるわけです。
例えば小学校や中学校の教科書に書かれている勉強内容というのは、日本人として最低限度の勉強内容なわけです。
これがそんなに分からないというのは、単純に言えば、分からないと言っている人の頭が悪いだけのことです。
頭が悪いのをそのままにしていると一生頭が悪い状態で終わってしまうから、だからこそ勉強する必要があるのであって、勉強するというのは調べることであり、また一生懸命考えることなのです。
その上で腑に落ちるまで徹底的に訓練をするということなのです。
そういうプロセスを辿ることによって結果的に頭が良い状態になるわけで、以前よりも頭が良くなってしまえば分からないことが減っていくわけですね。
それでもどれだけ勉強しても、分からないことなどというのは永遠に出続けます。
分からないことなんか誰だって無限にあるわけです。
というよりも、ほとんどの場合、分からないというのは、ただ知らないだけだったり、覚えていないだけだったりするわけですね。
理解することと記憶することは脳の中ではほとんど同じことですから、「分からない分からない」と連発する人は「覚えていない覚えていない」と言っているようなものです。
あるいは、「分からない分からない」のではなくて、「覚えたくない覚えたくない」と言っているようなものですね。
要するに、ただ「頭を使いたくない」と言っているだけのことです。
そういう、手の込んだ子供の言い訳に、大人が振り回されないようにしたいものです。
勉強って、頭を使うことですよね。
できるだけ子どもに頭を使わせるように、指導していきます。