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サムライ昇龍 考え方

平均点を意識しているから平均点に近い点数になる

ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村です。

 

テストの範囲表が発表になって、テスト範囲の勉強を頑張ってやったつもりなのに、

 

結果が帰ってきてみると、平均点に近い点数に落ち着くということが毎回のようになぜ起こるのか?と言うと 、あなたの頭の中に平均点のイメージが強くあるからです。

 

どういうことかと言うと、学年順位トップのような状態の人の頭の中には平均点のイメージはないのです。

 

そもそも、毎回100点に近い点数をとっている人は、平均点が高めだろうが低めだろうがそういうことは気にしていないのです。

 

その人にとっては100点が自分にふさわしい点数だと思っている。

 

だから100点が取れるような状態になるまでテスト範囲を徹底的に勉強するんですね。

 

その結果、毎回100点に近い点数が出続けるということになります。

 

それなのに、はたから見てもあるいは自分にとっても一生懸命テスト勉強をしたつもりなのに、毎回毎回平均点ぐらいの点数しか取れないという状態の人は、最初から100点を取ろうと考えていないのです。

 

元々平均点ぐらいの点数つまり60点とか70点とか、そのぐらいの点数が取れればいいやと本人が思っている。

 

だから本人の心の奥のままに60点とか70点とか大体平均点ぐらいの点数にいつも落ち着くのです。

 

毎年まるで映画とか漫画みたいに、あれをあれよと点数が上がり続けていく人がいますけれども、なんだかしんないけどそうなっちゃったなんてことはありえません。

 

そういう人というのは、まずは強烈に成績を良くしたい点数を良くしたいと願っている。

 

熱望しているのです。

 

それは例えば、誰か友達からバカにされたのが悔しくて見返してやりたいとか、あるいは誰かに認めてもらいたいので自分の人生をかけてレベルを上げたいと決意したとか、 あるいはどうしてもなりたい職業が見つかったのでそれを実現したいとか、要するに欲望ですね。

 

まずは100点に近い点数を取りたいという欲望がなければ、100点に近づく点数になるはずがないのです。

 

本人にそのつもりがないのに親とか周囲の誰かが 100点を取りなさいなどと言っても、本人にその気がないのだから絶対に100点になることは無いわけですね。

 

親に怒られるとかそういうことが基本になっている場合は、親に怒られない程度の点数と言うと大体80点以上という感じになるので、親に怒られないために80点ぐらい取れればいいやという風に本人は考えているんですね。

 

そういう場合は本人が頭の奥底で100点ではなくて80点がいいんだと思っているわけですので、親とか周囲の人が100点を取りなさいとどれだけ言ったとしても、本人の希望通りに80点ぐらいの点数つまり500点満点であれば400点ぐらいの点数に落ち着くことになるんですね。

 

というわけで、400点ぐらいの人というのは、テストを何回やってもテスト範囲が毎回変わっても、いつもいつも400点前後ぐらいの点数になるんですね。

 

そんなわけですから、平均点が基本になっている人、つまり平均点と戦っている状態の人というのは、平均点をちょっとでも上回ればいいんだという風に思っているわけですので、300点ぐらいの平均点をちょっと上回ったと言ってほっとしているわけですね。

 

平均点を上回ったんだから親だって文句はないじゃないか、と本人はテストが終わるたびにほっとして、いつも胸をなでおろしているわけです。

 

前回300点だったのが今回は350点取ったから50点ぐらい上がったと言って喜んでいる。

 

塾の宣伝文句で前回のテストよりも50点上がりましたなどということがよく言われますけれども、 たかだか全国共通の義務教育の内容ですから、 テストの点数をちょっとよくすることなんか、とても簡単なことなんですね。

 

ですが、本人が親に怒られないために平均点を上回ればいいんでしょという風に思っている場合、 平均点を上回ればいいんだという価値観なわけですから、遅かれ早かれ平均点前後ぐらいに落ち着くことになるわけです。

 

本人の基準が、まあ誰が聞いてもまともな点数ということで80点ぐらいに設定されている場合は、500点満点で言えば400点前後ぐらいに毎回毎回落ち着くことになる。

 

そういう基準が根本的に変わらない限りは、テストの点数などというものは基本的には変わらないものなんですね。

 

だから受験予備校常勝では、セルフイメージそのものを高めるようにしているんです。

 

あるいは目標設定、つまりどういう状態を目指すのか、どうなれば幸せになるのか、ということを重視しているんですね。

 

昔からそうですけれども、学校というのはそういうことをあまり真剣にやってくれません。

 

というのも、それは当たり前の話で、公立中学校の場合ご近所さんが全員集合なわけですので、いちいちご近所さん全員に対してあなたの目標を設定しなさいという風には余計なお世話ですからやらないわけですね。

 

ありとあらゆる人がいてこの世の中が成立しているわけですから、元々全員に対して高いセルフイメージを持ちなさいなんてことを言うわけがありません。

 

昔みたいに本気でプロ野球選手を目指すとか本気で宇宙飛行士を目指すとかあるいは総理大臣になるとか、そういう大志を抱くということが、どちらかと言うと野暮に聞こえてしまうような時代ですから、 学校の先生にしても大志を抱きなさいみたいなことを言うのがなんだか時代錯誤な感じもあるわけです。

 

ゆとり教育以降、そうなったのは当たり前の話で、時代背景から言って、スーパーマーケットやコンビニエンスストアに行けば商品が山積みになっていて、スイッチを押せば何でも手に入る。大して頑張らなくても生活していく程度はできる、ということは大人達を見ていればすぐにわかるわけで、適当に大人を騙してやってれば、別に何も困らないんじゃないか、というのが、ほとんどの子供の本音なわけですから。

 

でも生徒たちによく言うのは、そういう時代背景で同級生たちがみんなそんなふうに思っているからこそ、できれば大志を抱いた方がいいよ、ということです。

 

なぜかと言うと、大人達全員がなんだかやる気をなくしているように見え、同級生たちつまり世の中全体がそういう空気に満ちていますので、言ってみればライバルはもしかしたら弱いかもしれないよということです。

 

保護者が子供の時代は世の中全体がやる気に満ちていて、大人も子供もバリバリ頑張っていましたから、 要するに競争が激しかったのです。

 

激しい競争の中を勝ち抜くというのは大変で、ものすごいことですけれども、ライバル全員がテキトーにやっている状況の中で勝ち抜くというのは、そんなに大変なことではありませんよね。

 

まぁ実際にやってみればわかることですけれども、たいしたものを手に入れるためにはそれに応じた苦労や努力が必要になってくるわけですから、楽ができるということではありませんけれども、ただ言えるのは、 保護者の時代は不可能に思えたことが、これからの時代ならば十分可能なんじゃないかということです。

 

大人も子供も、やる気がありませんから。

 

週休2日どころか週休3日が当たり前の世の中で、例えばあなただけが年中無休で頑張り続けたとすれば、なんか簡単に勝てそうな気がしませんか?

 

テストで言えば、ほぼ全員が平均点を気にして、あるいはほぼ全員が親に怒られないために80点を上回ればいいんじゃないの?ぐらいな感覚なのに、例えば自分だけが片っ端から100点にして見せるぞ、と意気込んだとすると、見方によっては一種の変人のような状況かもしれませんけれども、誰がなんと言おうが、なんだか簡単にそうなっちゃいました、という可能性が高いということなのです。

 

友達全員が遊んでるよね。だからこそ、あなたは勉強するべきだ。

 

クラス全員が寝ているよね。だからこそ、あなたは真剣に取り組むべきです。

 

ライバル全員が大したこと考えてないよね。だからこそあなたは、昔は諦めるしかなかった野望を持つべきなのです。

 

そういう思いで日々授業に取り組んでいるのです。

 

 

 

 

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