ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾
受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
コロナウイルスに対する緊急事態宣言が茨城県ではついに解除になりましたね。
そうなると学校も再開の方向に向かうということでしょう。
かといって急に明後日から再開ということもないでしょうから、
6月から学校は再開になるんでしょう。
そうなると6月の下旬には期末テストがありますので、
定期テストの2週間前にはテストの範囲表と 日程が発表になりますから、
学校が再開されるとほとんど同時に、いきなりテスト期間に突入するということになるわけですね。
北海道・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・京都府・大阪府・兵庫県の8都道府県は緊急事態が続くということですから、
まずは茨城県のような田舎を解放することによって、
経済的なダメージを少しでも少なくしたいということなんでしょう。
神奈川県に住んでいる人によれば、普通に家の近くを歩いているだけで警察官から職務質問をされ、自宅にいるように言われるという状況がまだまだ続き、
あるいは、家の中に毎日毎日閉じこもっているだけだとうつ病にでもなりそうなので、ちょっと気晴らしにと家の近所の海岸で釣りをしているだけで、 やはり警察官から自宅に戻るように言われてしまったという状況がまだまだ続くということですので、
コロナウイルスに対する緊急事態宣言がまだまだ続く8都道府県では、
経済的なダメージはもちろんのこと、
精神的なダメージもどんどん大きくなっていきそうですね。
その点、茨城県ではそれほどを自宅軟禁状態を強要されるというほどでもなく、
まもなく日常の状態に戻るということですので、
経済的なダメージも精神的なダメージもいずれも比較的小さいということなんでしょう。
そんな理由で受験予備校常勝でも、
春休みからずっと教室を使える状態にして、
通学したい生徒さんには通学してもらい、
自宅にいたい生徒さんにはインターネットを使ったテレビ電話を使うことによって、
できるだけ例年に近い形で運営してくることができましたが、
6月から学校が再開されるとなれば、
一波乱起きそうな予感がします。
どういうことかと言うと、
8都道府県に比べれば少ないとは言ってもやはり経済的精神的ダメージはあって、
生徒が集まりにくいという状況は続くでしょうし、
学校が再開されると茨城県内の小学校中学校高校の数のことを考えれば、
茨城県内のどこかの学校でコロナ感染が広がったという事態になることは十分にあり得ることでしょう。
特に危険なのは、 東京都内に行かざるを得ない主に県南地域の人たちとか、
ひたちなか市内に発生があったように、
例えば国内にしても海外にしても仕事の都合で移動をせざるを得ない人たちは、
コロナウイルスを運んでくることになってしまうでしょう。
以前ひたちなか市内で発生があった時には、
事業所全体を閉鎖して徹底的に消毒した結果、
一発で拡散が止まりましたけれども、
茨城県内の小学校中学校高校の数のことを考えれば、
経路がわからない伝染があっちこっちに同時多発的に起こることは、
可能性が高いことだと思います。
もしそうなれば、
期末テストが終わるか終わらないかぐらいのタイミングで、
またまた県内の学校をお休みにするといった事態も十分に考えられます。
こうなってくると、
「今まで何十年も続いてきた学校システムというもの自体に、
疑問を持たざるを得ない」
という議論もありうるでしょう。
春休みからずっと学校が休みの状態が続いていますので、
勉強熱心な人は教科書一冊全部やってしまったような人もいます。
その一方では、
4月に学校でやったであろう内容さえも勉強していないような人もいます。
たった2ヶ月間学校がお休みだっただけで、
それほど圧倒的な差が明確になったわけです。
こうなると、学校って何?ということになりますね。
自宅待機の状態が続きましたから、
教育委員会そのものが映像授業を普及させようとしたりしていますけれども、
映像授業自体は10年以上も前から塾予備校業界には存在したわけで、
映像授業の欠点はもはや周知の事になっていると思います。
そこでインターネットを使ったテレビ電話が脚光を浴びてくるわけですが、
これもずっとやってきて、実感しますけれども、
要するに圧倒的に情報量が少なくなってしまうわけです。
どういうことかと言うと、
人間には五感というものがあって、さらに第6感まであるわけです。
「馬鹿は伝染る 」
という言葉がありますが、
「利口も伝染る 」
ということなわけで、
要するに、 画面や文字では伝わらない情報というのがあるわけですね。
インターネットを使ったテレビ電話を毎日やっていて、
実感として言えば、
実際に教室でやっていることに比べると桁違い
または単位が違うと言えるほど、
情報量には圧倒的な差があると感じます。
情報量の差で言えば、
教室 > テレビ電話 > 映像 > 文字など
ですね。
この情報量の中には、
やる気とかモチベーションと言われるような、
勉強の中身よりも「勉強する前提のようなもの」が、含まれると思います。
バーチャルリアリティの技術などが進歩すれば、
そういう問題も克服される時代がやってくるのかもしれませんが、
今のところは圧倒的に違うとしか言いようがありません。
学校が再開したり休校になったり再開したり休校になったりと何回か繰り返されるとなれば、
そもそも何十年も続いてきた学校システム自体を変えなくちゃいけないんじゃないかと、
そういう議論が起こる方が自然でしょうね。