ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
毎年、夏期講習は、夏休みだけで200時間以上勉強する人がたくさんいます。
講習の受講時間だけで250時間以上で、さらに自宅でも勉強するのです。
しかも誰かに強制されてやるのではなくて、自分から、自発的にやるのです。
強制されて泣きながら歯を食いしばってやる、などということは、できません。
嬉々として、自分の意志で、やるのです。
こういう人は、アンリミテッド、つまり無制限で、夏期講習を受講します。
もともと優秀で自分から勉強する人こそ、積極的に、アンリミテッドで266時間以上、勉強するのです。
素晴らしいことだ、と、毎年思います。
一方、この人は強制されなければ大した勉強をしないんじゃないか?と思われる人で、夏期講習をできるだけ短く?する人がいます。
たとえばアンリミテッドの人の三分の一もやらないんじゃないか?というわけです。
こういう人の方が成績が良くなかったり、あるいは勉強の能率や効率が悪かったりします。
成績や勉強の能率や効率を良くするためにも、もっと長時間やるべきなんじゃないか?という人が、最も短時間しかやらなかったりするのです。
中途半端、というか、逆になっているのです。
もともと成績も能率・効率も良い人が、さらに長時間頑張ろうとする。
でも、もともと成績も能率・効率も悪い人が、さらにできるだけ短時間にしようとする。
全員が全員というわけではありませんが、毎年、そういう傾向を感じるのです。
あなたは今まで大した勉強をしてこなかったのだから、強制してでも2倍3倍頑張った方がいいんじゃないの?じゃないと目標達成できないんじゃないの?という人は、短時間で少ない勉強で済まそうとする。
あなたは今までも凄く頑張ってきたよね、今までも成績も勉強も素晴らしいよね、という人が、もっと長時間でもっと多くの勉強を自分からやろうとする。
こんな例が、毎年あるのです。
見事に、逆になっている。
長時間やるべき人が、できるだけ短時間にしようとする。
短時間でも成果を出す人が、むしろ長時間やろうとする。
だから、その差は、どんどん広がる。
なぜそうなるかといえば、結局、知能が高いか低いかというよりも、結果に対する執念の違いとか、負けん気の強さの違いとか、そういったことの差が、結果にどんどん差をつけていくわけですね。
もちろん、中野信子先生みたいに、努力なしで東大のトップみたいな人もいるのでしょうが、平凡な才能の人は、結果に対する執念とか負けん気の強さが行動を支配し、その結果を決めていくのでしょう。
頭が良くなくても、頭が良く「なってしまう」のでしょうね。
というわけで、絶対に後悔しないために、今年の夏は、最高の夏休みにしましょう。
妥協せず、最大限の講習にしましょう。