ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
受験勉強のほとんどは、覚えて覚えて覚えまくる、ということです。
じゃあ、覚えるにはどうすればいいのかというと、覚えてしまうまでやればいい、ということになります。
覚えてしまったかどうかはどうすれば分かるのか?というと、思い出せばいいのです。
書いてみる、発音してみる。それができれば、覚えていたということですね。
脳の研究によって分かってきたことは、脳の記憶と言うのはSDカードやハードディスクに記録されているように格納されているのではなく、思い出すたびに神経回路が再構築されるのだそうです。
つまり、思い出すたびに、記憶の状態を作り直している。
覚える、イコール、思い出す、というわけですね。
思い出せば思い出すほど、記憶の状態が強力になっていく。
いや、トラウマと言われるように命に係わるような記憶であれば、思い出さなくても本能レベルで脳内に焼き付くのでしょうが、勉強内容の場合はほとんどそんなことは無いので、意識的に、思い出す必要がある、というわけですね。
暗記法というと、言葉を結び付けたり絵やイメージと連結させたりしますが、タグをつけるようなもので、記憶の再構築をしやすくする、ということなのでしょう。
ということで、覚えたければ、思い出せばいい。
受験勉強のほとんどが覚えて覚えて覚えまくる、ということならば、思い出して思い出して思い出しまくればいい、ということですね。