ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
理想の勉強法というものがあるとすれば、それはどんな勉強か?というと、
教科書丸暗記です。
隅からスミまで、太い文字だろうが小さい文字だろうが、教科書に書かれていることは、片っ端から暗記できている状態になる。
それが、理想の勉強法です。
とはいっても、そんな勉強をやっている人が、ゆとり教育時代以降に、今時いるのか?時代錯誤なんじゃないの?と、思うかもしれませんね。
その通りです。ゆとり教育以降、隅からスミまで太い文字だろうが小さい文字だろうが、教科書に書かれていることは片っ端から暗記する、などということは、ほぼ誰もやらなくなりました。
でも、間違いなく、それが王道なのです。
「暗記」という言葉を使いましたが、意味も分からない文章を丸暗記するなどということは、普通の頭ではできないのです。
いや、数百回音読する、などということをやれば、かなり暗記することは可能でしょうが、「丸暗記」など、普通の頭ではできないでしょう。
意味の分からないことを暗記するなんて、ものすごく難しいことなのです。
ということは、「暗記」という言葉を使いましたが、意味が分かって解釈もできる状態だから、覚えることができた、というのが正解だと思います。
円周率の暗記とは違うのです。
でも、要するに、全文覚えた。そういう状態なので、「丸暗記」という表現ができるわけです。
途中経過とかやり方ではなく、結果を表すのが「丸暗記」だ、ということですね。
意味が分かって解釈もできる状態になって、端っこに書かれた文字だろうが脚注の小さい文字だろうが、とにかく教科書の隅からスミまで記憶している状態になっていること。
それを瞬時に再生・再現できる状態だということ。それが、「丸暗記」ですね。
英語や社会などが特にそういうイメージですが、数学や理科でも同じことです。
教科書の隅からスミまで瞬時に再生・再現できる状態になっている。それが、理想形です。
受験予備校常勝は、その状態を目指しているのです。