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サムライ昇龍

15年間ずっと毎年、難関試験を受験し続けて遂に成功した話

東大に合格するよりも難しいかもしれない試験を、15回以上、毎年受け続けることができますか?

 

日本で合格することが一番難しい国家試験と言うと、裁判官とか弁護士になるための司法試験というのがありますが、その他に経理会計部門では公認会計士の国家試験も最高レベルに難しいと言われていますね。医者になるための国家試験も最高レベルに難しいのは間違いないですね。

 

そういう、合格が一番難しい国家試験を、年に一回しか行われないから、15年間連続で受け続けた人がいるのです。つまり15回受験したということです。

 

そういう人が塾長の非常に身近なレベルで、少なくとも3人以上います。そういう人は、15年以上受験勉強を続けたということになるわけで、その前には大学受験や高校受験などもあったわけですから、そういうのも通算すると、何と30年ぐらい受験勉強を続けたことになるわけです。

 

大学受験で一番難しいのはま東京大学だという風に一般的に言われますけれども、昔は受験競争がゆとり教育の時代よりも遥かに厳しかったので、合格するだけでも浪人覚悟が普通でした。やっとの思いで合格したと思ったら、今度は大学で進級できないということで留年を繰り返す、などという人も多かったのです。挙句の果てには卒業試験が突破できない。そういったような、今では信じられない状況があったのです。

 

それが人口の増加に合わせて私立大学をどんどん増やし続け、大学と名がつくところでよければ非常に合格が簡単になっただけじゃなくて、受験者の人口自体がどんどん減り続けてきたので、ゆとり教育以降は年々、大学受験で合格するのも簡単で進級するのも簡単で卒業するのも簡単で、要するに大学受験が全体的にものすごく簡単になってしまいました。

 

15年間連続で最難関国家試験を受験し続けた人というのは、塾長の同世代の人ですから、そういうゆとり教育以前の、ものすごく受験競争が厳しかった時代を生き抜いた人たちです。けれども、それでも司法試験とかあるいはそれに近い弁理士試験といったような難関の国家試験を突破するためには、なんと、十年以上もかかったのです。

 

10回以上も挑戦し続けたわけですから、その根性は「ものすごい」のは間違いないわけですが、ただ、本当に頭が良いとすれば、実は一回で合格する人もいるわけですので、そういう人に比べると頭が良くないということになるのかもしれません。

 

大学を卒業してから15回目で合格したということは、やっとその国家試験を突破した時には40歳近くになっていると言うことですから、 それまでの年月を考えると、一回で東大在学中に合格してしまったような人の10倍以上の時間や労力をかけたということが言えるかもしれません。

 

まあそういう人というのは人口で言うとものすごく少ないですから、ほとんどの場合、身近にはそういう人はいないわけですですけれども、まるで映画や漫画のようなそういう人が「実在するんだ」ということは、間違いなく言えます。なぜかと言うと、私の身近に確実にいますので。

 

何が言いたいかと言うと、もし仮に頭が悪かったとしても、例えば頭がいい人の10倍の努力がもしできるのであれば、不可能に思えるような、例えば司法試験とか弁理士試験とかそういったような試験でさえ、実は突破することが可能になるのだということです。

 

ちなみに、昔から「司法試験崩れ」などと言う言葉があって、塾業界では何回受験しても合格できないような人が結局そのまま塾長として生きることになった、という話があります。私が親しくしているレベルではそういう人はいませんけれども、もっと上の世代になると学生時代に学生運動をやってしまったので、まともな就職ができなかったのでそのまま塾講師になった、などというケースも多かったようですが、私自身は、そのどれでもありません。

 

私の知人の「15回目で弁護士試験や弁理士試験に合格した」人たちは、みんな塾講師ではありませんでした。 塾講師と言うと、大学受験に合格する程度の学力があれば誰でもできるというふうに考えがちですから、実際、学生がバイトをしている場合が多いですから、まあ私も学生時代にやりましたけれども、 そういう安易な考えでは、弁護士試験や弁理士試験にはなかなか合格できないというのが実際の話なのでしょう。

 

勉強ごっこ、先生ごっこをやっているような程度では、とてもではありませんが弁護士試験や弁理士試験といったような試験を突破することなど無理なんでしょうね。要するに考えが甘いということでしょう。

 

他人の10倍の努力が自分にはできるのかどうか。もしそういう覚悟があるならば、不可能に思える合格も、実際にできるんだという、実例の話でした。

 

15年がかりでなければ合格できない試験にいきなりチャレンジしなさい、とは誰も言っていないのです。そういう最高レベルの試験の前に、大学受験がある。まずは大学受験を勝ち抜きましょう。「おけいこごと」のノリでは、難関大学も突破できません。定員の数を考えればすぐに気づくことですが、難関大学といっても、たとえば東大に3000人も毎年合格できるのです。広き門ですよね?

 

15年がかりでなければ合格できない試験とか、あるいは私が受けたようにマスコミの入社試験などは数十倍から100倍の競争倍率ですから、そういう現実を知れば、大学受験の方が圧倒的に楽なんだな、という感覚になるはずです。

 

ということは、その手前の高校受験などというものは、冗談みたいに楽勝な試験なんだな、と分かります。最も厳しい県立入試でも2倍の倍率ですから。しかも、問題のレベル自体が教科書レベルです。茨城県の高校入試の出題レベルも国内で中程度でしかない。どう見ても、笑ってしまうほど、簡単な試験なのですね。

 

ですから、茨城県の高校入試などというものは、さっさと攻略してしまいましょう。そして、高校のトップを維持しましょう。

 

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