ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾
受験予備校常勝の塾長の吉村です。
文科省のカリキュラムは
絶対である、
って、本当だろうか?
小学校・中学校の義務教育は、「義務」のレベル、
つまり、最低基準で勉強が進みます。
義務=最低レベル です。
ということは、「普通の」子ども にとっては、
義務教育は、
集中力や興味を欠く、
間延びした学習内容なのです。
ワクワクする感覚が無く、
つまらないのです。
ましてや、「優秀な」子どもにとっては、
どんどん先に進みたいのに、
ブレーキを踏むばっかりで、
渋滞に巻き込まれたドライバーのように感じています。
イライラするのです。
だから、
勉強が嫌いになるのです。
さらに、
小学校から中学校に上がると、
1年間の授業時間が倍になります。
小学校の勉強に慣れた子どもにとっては、
中学校に入ると、
いきなり壁ができたように感じるのです。
だから、
中学校に入学すると、
ますます多くの子どもが、
勉強が嫌いになるのです。
義務教育の制度「自体が」
嫌いになるようにできている、
ということです。
それなのに、
無理やりに受験勉強をさせられて、
中学3年生が高校に入ると、
有名大学に毎年進学している高校であれば、
「義務」教育の「最低レベル」の制約が外れるので、
また、大学が要求するレベルに合わせるために、
1年間の勉強は、
特に数学では、
中学校の4倍以上が、要求されるようになります。
高1になると、
それまでの4倍以上という、
高い壁・崖が 立ちはだかるのです。
そのために、特に数学が分からなくなり、
できなくなり、崩壊し、
その結果、
なんと、高校生の8割が数学難民になります。
ほとんどの高校生が、
数学が意味不明になって、
数学を諦めるのです。
元々 乗り越えるのが難しいようにできていた
義務教育の中学校から高等教育の高校への「障壁」に、
跳ね返されてしまうのです。
高校の数学を諦めてしまうと、
大学入試の一次試験は5教科なので、
国公立大学に進学することが
できなくなります。
つまり、多くの高校生が
特に高等数学・大学受験の数学の「障壁」のせいで、
国公立大学を
断念することになるのです。
文科省のカリキュラム というのは、
そのように、もともと
嫌いになり、
脱落・断念するように
できている のです。
なぜ、そうなっているのか?
というと、
ゆとり教育というのは、
現在そして未来の教育行政に移行するための
「前置き」だったのです。
つまり、何十年も前から、
仕組まれていたことでした。
国立・県立・市立の学校は、
文部科学省が決めた学習指導要領という法律で
ガチガチに縛られているのですが、
その、現在の高校の学習指導要領には、
「学力」は、一つの個性である
と、書かれているのです。
つまり、
学力を活かす者は徹底的に勉強し、
それ以外は他の個性を磨くべきだ
と、明記されている。
つまり、
スポーツでオリンピックを目指す人には
そのための鍛錬が必要なのだから、
頭を使うことは最低レベルで十分だが、
勉強でオリンピックを目指す人には
そのための鍛錬が必要なのだから、
勉強のオリンピックで勝てるような教育が必要である、
つまり、
「勉強ができること」は、一つの個性である
ということなのです。
つまり、
勉強ができない人は、
適性が無いのだから、
勉強ではなくて それ以外の能力を伸ばしなさい、
というわけです。
こうなると、
義務教育の中学校から
勉強のオリンピックで勝てるような教育をしていく高校に入ると
とんでもないギャップが待ち構えている、
というのは、アタリマエ です。
勉強のオリンピックで勝てるような教育をしていく高校
の勉強をクリアして、
国公立大学の、特に有名大学や医学部に合格したいのであれば、
義務教育のシステムに安穏としていては、
いけないのです。
特に高校の数学が
バリバリにできるように
準備しておかなければいけない。
その準備は、
中学校からでは、
かなり厳しい。
小学校の、
できるだけ早い段階から、
大学受験を見越して
準備しておかなければなりません。
受験予備校常勝は、
そのためのシステムを
完備しています。