那珂市ではまだ数年、ひたちなか市では20年近く、塾長をやってきましたが、20年近く前にひたちなか市でセカンドスクールという名前で塾を始める前は、東京で1年ほど塾講師をやっていました。新聞社と警察官をやめた後です。塾講師は、大学生の頃にアルバイトでやったことがありました。家庭教師も数人教えていましたので、大学生の時にはほぼ4年間、講師の仕事をやっていたことになります。
その長い経験の中で、たくさんの人を見てきましたが、成績が上がる人と成績が上がらない人には共通した点がそれぞれにあって、成績が上がる人と成績が上がらない人の決定的な違いは何なのか?このブログでも書いてきました。
私の個人的な経験だけでは客観性が足りない、ということで、他の人はどういう意見なのか、興味があるところですが、面白い記事を見つけたので引用したいと思います。
「性格が悪い子」は成績も伸びない根本理由 元偏差値35の東大生「僕も昔はそうでした」
「成績が上がらない人のいちばんの問題点は『性格』である」
どういうことか?というと、
だから、成績が上がらず、第一志望に合格できない、というわけです。
アドバイスに従わず、自分の修正ができないのだから、成績という結果は変わらないのですね。
成績が悪い人の傾向としては、自分の行動を変えずに自分「以外」を変えようとする、ということがあります。
悪いのは自分ではなくて自分「以外」だと考える。だから、悪い結果が出続ける。
成績が良い人や成績が良くなる人は、自分「以外」を変えようとしないで、自分の方を修正しようとするのですね。
成績を良くしたいと必死なので、他人のアドバイスにも耳を貸すし、アドバイスに従ってみるのです。だから、成績は良くなる。
なんでもかんでも他人に合わせる、ということではなくて、「良くする」ためのアドバイスには従ってみる、ということですね。
欠点が無い人なんて、どこにもいないと思います。誰でも欠点はある。自分だけが欠点をもっているわけではない、と分かった上で、修正できることは、修正した方が良い結果になる。
劣等感が強すぎると、自己防衛本能に振り回されて、他人のアドバイスを攻撃と見做すのかもしれません。「性格が悪い」というのは、劣等感が強すぎるから、なのかもしれません。
セルフイメージが高ければ、他人のアドバイスにも耳を貸せて、自分の修正も抵抗が無い、ということかもしれないですね。
「性格が良い」というのは、セルフイメージが高い、ということかな?と思います。
これも、その通りですね。
実力があれば、ミスはゼロに近い。ミスの出現率自体が、その人の実力なわけです。
謙虚じゃないと、PDCAを回せない
Plan → Do → Check → Action
仮説や計画をたてて、実行してみて、検討・反省・吟味してみて、修正していく
PDCAサイクルというやつですね。
他人のアドバイスは仮説にあたるので、まずは実行してみる。そうでなければ正しいのか正しくないのか、あるいは自分に合っているのか合っていないのかも分からない。
実行して、検討・反省・吟味して、必要ならば修正していく。そしてまた、実行する。
要するに、実行の繰り返しなのですね。でも間違った行動をずっと実行したのでは、望まない結果が出続けるだけになりますよね。だから、修正する必要がある。
「俺は俺だ」というのでは、結果は変わらないのですね。
たとえば筆記具の持ち方とか、ノートの使い方とか、参考書の使い方とか、問題の解き方とか、覚え方とか、生活習慣とか、修正するべきことは山ほどあって、成績を良くするためには成績が良い人のように自分を修正し続けなければ成績は良くならない、ということですね。