ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾
受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
私立高校の合格を獲得して
県立入試に向けて、毎日
がむしゃらに
受験生は勉強する毎日ですが、
受験生といっても
男子と女子では、
少し違いがある
と、ずっと思ってきたので、
そのことを書いてみたいと思います。
男女平等
ということを、
社会科の公民で学びますが、
それは
性別を理由にして
家畜や奴隷のように扱われることは無い
とか、
性別を理由にして
特定の思想を強制されることは無い
とか、
性別を理由にして
職業などの差別を受けることは無い
といったことであって、
なんでもかんでも同じに扱う
という意味では無い
ですね。
どっちが上か下か、
ということは無く、
ただ、「違い」はある、
ということで。
命にかかわるような差別は無いけれども、
遺伝子や骨格や筋肉やホルモンバランスが ちょっと違う。
だから、
当然、違いがある。
毎年、受験生を見てきて、
つまり、毎年、一緒に受験生をやってきて w
明らかに、
男子と女子には、
受験勉強にも、
違いがある。
と、思ってきました。
それは何か?
というと、
爆発力の違い
です。
どういうことか?
というと、
学年順位100人抜き
200人抜き
という神業をやってのけるのは、
男子ばかりで、
女子は ほとんど無かった。
ということ です。
・・・いや、
女子にも、
それまでのレベルの4段階ぐらい上の特待で合格した、
という人は いました。
でも、そういう例は、
とても少ない。
一方、
男子の場合は、
学年順位100人抜き
200人抜き
ありえない特待で合格、
模試での合格判定20%か?という状況でも県立高校合格
といった 周囲が驚くような芸当をやってみせる人が
たくさん、いたのです。
男子のお家芸ではないか?
と思うほど、
上り龍のように、
うなぎ登りに、
破竹の勢いで、
神懸ったように、
奇跡的に、
爆発的に、
驚異的な伸びを見せる
男子が たくさん いたのです。
なぜか?
というと、
頭を使うことは、
重労働なので、
最終的には 体力的な問題ではないか?
・・・というのが、
私の考えです。
脳みそは、
糖分も酸素も
大量消費する。
問題を解くには、
手の筋肉や
全身の体力も要る。
パワーが必要なのです。
筋肉だけの運動よりも、
頭を使う方が、
重労働です。
だから、
重労働に適した
男子の方が、
爆発力が あるのではないか。
短期集中の傾向があるのも、
そういう 驚異的な結果を出す男子に
共通して言えることです。
短期的なパワーが、
物凄い。
瞬発力
ということでしょう。
太古から、
戦争に行くのは男子でした。
だから、
戦闘モードになると、
本能的に、
すさまじい能力が発揮できる
ということなのでしょう。
脳の中の戦闘モードのスイッチが入ると、
火事場の馬鹿力
が、出てしまうのでしょう。
その点、
女子の方が冷めていて、
戦闘モードになりにくい。
さあ、戦場に行くぞ!ということになっても、
帰宅する理由を思いついて、
回れ右して、
逃げ帰ってしまうような、
そういう冷静さがあるようにも思います。
体力的に
頑張れない
という、こともあるでしょう。
だから、
女子の場合は、
先行逃げ切り型の勝ち方を目指すんだよ、
と、私は生徒に言います。
積み上げて積み上げて、
で、その蓄えでもって、
逃げ切る。
マラソンならば、
早めにスパートをかけて、
早めにぶっちぎっておく。
そういう勝ち方の方が、
女子には、
現実的です。
10代の頃というのは、
体力があるので、
その 体力
元気 を
勉強の推進源として、
生かす。
でも、その生かし方は、
女子ならば、先行逃げ切り型で、
男子ならば、怒涛の追い上げ追い越しで、
生かす。
性別による違いは、
そういうことかな?
と思います。
もちろん、
男子でも、
先行逃げ切り型 の方が、
楽な戦いになります。
一発大逆転!
というのは、危険なので、
できれば、
狙わない方がいい。
ギャンブル的
投機的になってしまうから、
です。
人生を左右する
のですから。
ということで、
男子も女子も
できるだけ堅実な
先行逃げ切り型
積み上げ型
を、目指しましょう。
それが、
王道です。
可能な限り
早めに
勝ち戦をしていきましょう。