ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾 受験予備校常勝の吉村仁です。
受験勉強とは何か?というと、色々な定義があるとは思いますが、高校受験だろうが大学受験だろうが就職試験だろうが、真剣勝負の競争試験をペーパーテストで行う場合は、共通点があると思います。
それは、どういう状態になればほぼ確実に合格できるのかが、事前に分かっているということ。
ゴール地点が明確なのです。
競争なのだからいわゆるボーダーは変動するんじゃないの?という疑問もあるとは思いますが、そもそもそういう発想自体が、ギリギリで合格することを想定しているわけで、要するにできるだけ手抜きでオイシイ思いだけをしたい、という発想からくるわけですね。
そういう発想だと、うまくいけばラッキーですが、失敗する可能性の方が高いわけです。
そういう宝くじみたいな話ではなくて、ほぼ確実に合格するにはどうすればいいのか?ということを言いたいわけで、ある程度余裕をもって合格し、可能ならばトップ合格も可能な受験勉強はどういうものか?を考えたいわけです。
そうすると、そもそも合格者の中の上位を想定していますから、そのレベルというのは、分かっているわけです。
たとえば今のレベルに対して、10メートル守備範囲を広げなければ、そのレベルではない、ということになる。
まずは情報収集や指導を受けるなどで、どういう状態になればほぼ確実に合格できるのか、全体像を知る必要がありますね。
次に、そのレベルに到達するためには守備範囲をどこまで広げなければならないのか、足りない守備範囲を広げていく努力が必要になる。
新しい知識を覚えたり、問題を解いたりする、ということですね。
でもそれだけでは合格できないかもしれません。
なぜかというと、そもそも今の時点での守備範囲だと思っている所が、本当に守備範囲になっているとは、限らないからです。
高校受験の中学生の場合、本人は分かっているつもりだし出来ているつもりなのだけれども、実は分かっていないし出来ていない、という場合が圧倒的に多いのです。
なぜそうなるかというと、初心者だから、です。
大学受験でも特に難関大学を目指しているような高校生ならば、そこは大丈夫な人もいると思いますが、残念ながらそういう人はトップレベルのごく少数でしかなくて、
人口でいえば、圧倒的多数の高校生が中学生と同じように、実は分かっていないし出来ていない、つまり本人は守備範囲だと思い込んでいるけれども守備範囲になっていない、という現実があるようです。
そうなった原因は、ゆとり教育以降の風潮と人口減少による受験圧力の低下、さらには学習塾や受験予備校などの助長による、と思います。
一言でいえば、何もかもが甘くなった。
テキトーな勉強しかしなかったのに不幸にも高校受験で合格できてしまった場合は、本人の勘違いを強化することになって、大学受験には通用しないことが分かっていない、ということになります。
本人だけでなく、保護者も同じ勘違いをしている場合もあるので、そうなると指導する側は本当に大変です。
本当は守備範囲になっていないよ、と言い続けなければならないのだから。
その上に、本人が思い込んでいる守備範囲そのものが狭すぎる、というわけです。
本人はあと1メートルも広げればいいと思ってしまっている。でも本当は、あと10メートル足りないのです。
高校受験の場合は合格できるまでの全体範囲が狭いので、守備範囲を固めることはそれほど労力が必要なかったとしても、大学受験となれば全体範囲が3倍あるいはそれ以上広くなるので、守備範囲を確保することも広げることも相当な労力が必要になるわけです。
高校受験の時に勘違いをしてしまった人は、その勘違いを拡大してしまう。
本人は自分の行動が正しいと思い込んでいるので、気付けない。指導しても聞き入れない。
そうなると、第一志望大学に合格することは、ほとんど無理になるでしょう。
先達の指導を受けなければ、とんでもない勘違い野郎になってしまう・・・。
そうならないように、受験予備校常勝では小学生や中学生のうちから、守備範囲を固め、守備範囲を広げ、確実に合格し続けられる行動パターンがとれるように指導をしているのです。
1)合格ラインを知る
2)合格ラインを越えるように守備範囲を広げる
3)そのために守備範囲を固めて盤石にしていく
そのためには、細部にわたって日々、長時間の指導が必要になります。
短期間で短時間に・・・とは、いきません。無理です。
できるだけ長期間で長時間、徹底的に、ミクロレベルまで、指導をし続けます。