ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾
受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
「うちの子、
勉強が嫌いなんです。」
・・・・と、言う保護者がいます。
ちょっと待って下さい!
子どもにとっては、
勉強って、
権利義務をひっくるめて大雑把に言えば、
義務教育制度上
大人の労働・仕事に相当するんですが、
子どもが
「勉強が嫌いなんです。」
ってことは、
大人が
「私は働くのが嫌いなんです。」
・・・・と、言っているのと
ほぼ、同じじゃないですか?
勉強は嫌いだけど部活は好きなんです。
・・・というのも、
一見、正しいことを言っているように聞こえますが、
部活というのは、
クラブ活動
つまり、娯楽ですよね。
で、娯楽が仕事より好きなんです
・・・・・って、そりゃあ、誰だってそうじゃないですか?
働かないで、
海辺に寝っころがって、
ぼーーっとしている方が好きなんです。
働かないで、
遊んでいるのが好きなんです。
働かないで、
ギャンブルやってるのが好きなんです。
・・・・そういう大人と、
同じじゃないですか?
ほとんどの人にとって、
働くよりも
遊ぶ方が好きなわけですね。
でも、働くわけです。
働くほうが中心で、
遊ぶのは中心では ないわけです。
筋肉で働くのか
脳みそ中心で働くのか
その違いはあるにしても、
働くのが大人なのです。
で、子どもは、
勉強するのが仕事なのです。
好き嫌いでやるのは、
趣味や娯楽です。
好きでも嫌いでもやるのが
仕事です。
というより、
勉強が大好きでやっている人なんて、
ほぼ、いません。
ほとんどの場合、
仕事と同じ感覚でやっているだけです。
まあ、東大生だって、
勉強よりも
遊んでいた方が「好き」でしょう。
向き不向き、
適性は、あるでしょう。
でも、
中学生までは、
大嫌いな勉強を
やらなければなりませんね。
それは、
好き嫌いの問題ではなくて、
日本国民の義務だからです。
親が負担する間接的な義務ですが。
子どもにとっては権利なので、
それを放棄するのは自由でしょう。
勉強しない権利の行使です。
勉強が嫌いだというのなら、
やらなくていいんじゃないですか?
無理に好きになる必要なんか
無いでしょう。
勉強なんか、嫌いなままでいいけど、
でも、
何故、何のために勉強するのか?
勉強するとは どういうことなのか?
は、
大人が教えてあげるべきでしょうね。
勉強のご利益は、
何なのか。
そもそも、好きだとか嫌いだとか、
そういう問題では 無いのだよ、
と、幼稚な人に、
教えてあげるべきでしょう。
好きでも嫌いでも、
どっちでもいいから、
勉強しましょう。
一生懸命やってみなければ、
向き不向き
適性があるかないかも、
分からないでしょう。
勉強が嫌いなんです。
遊ぶ方が好きなんです。
でも、100点なんです。
なぜかというと、
100点が必要だからです。
100点が欲しいからです。