ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾 受験予備校常勝の吉村仁です。
12/22から始まった冬期講習は12/31も真っ最中で、元日も三が日も講習ですが、
1月の中旬には私立高校入試が連日続くのですから、この時期にそうやって勉強するのは当たり前ですよね。
目先の私立高校入試の過去問に取り組むだけではなく、今の時期の中3にとっては、茨城県立高校入試に合格することが今年度の主な目的・目標になるでしょうから、
それを模した茨城統一テストや新教研テストなどの茨城県内でメジャーな塾テストを受験することも重要なので、
茨城統一テストと新教研テストにダブル参加していますが、
茨城統一テストや新教研テストなどの塾テストを受験すると、偏差値と合格可能性の判定が出ますよね。
偏差値というのは、保護者の時代には教研テストがありましたので、昔は当たり前のものとして全ての中学生が中心に据えていた指標かと思いますが、業者テストが学校から排除されて以降、塾などに行っていない中学生にとっては、馴染みのないものになってしまったと思います。
だから入塾して間もない人には、まずは偏差値の意味するところの説明からさせていただいていますが、
たとえば茨城県内で最も偏差値が高い県立高校は、水戸一高になりますね。
何度か書いたことがあるように、以前は土浦一高と水戸一高が競っていた時代もありましたが、合格の難易度からすれば、現在は昔に戻って、水戸一高が最も合格のためのボーダーラインが高い茨城県立高校だ、ということになるでしょう。
その偏差値は、70以上になるわけです。
このレベルになると、ガチンコで片っ端から100点をとりにいく必要がありますが、
緑岡高校とか水戸二高など、水戸一高よりも下のランクの県立高校に合格するためには、偏差値は60台でいいわけですね。
水戸一高以外の、総合偏差値60台あるいはそれ以下の茨城県立高校に合格するためには、100点がとれる教科が一つも無い状況でも、合格することは可能ですね。
そういう場合は、ほとんどの人にとって、
量的な問題
だと思います。
どういうことか?というと、
100点がとれる教科が一つも無い状況で合否を争う状況ならば、受験者の中で
どっちがマシか?
を競っているだけなので、
紙一重でもライバルよりもマシな状況ならOK
という世界になるわけですね。
こういう場合は、ものすごく単純に言えば、
どっちがまともな受験勉強を量的にやってきたか?
の差で勝敗が決まる、といえると思います。
全ての受験生が不完全な状態だからです。
完璧に近い状況の受験生が誰もいない中での勝敗ですから、もともと完璧を求めない。
一問でも上になるか?だけの争いですね。
ライバルよりも1教科1問ずつ上になれば、総合では10点以上上になるので、合格ボーダーラインを超えることができる。
そんなかんじですね。
とっても相対的な世界です。
だから、どの問題が?というよりも、1教科1問ずつ上になれるように、ライバルを上回る量、まともな受験勉強をしていけば、勝てる可能性が高くなる。
というわけで、ほとんどの受験生にとっては、
まずは「勉強量」じゃないの?