ひたちなか市の学習塾・個別指導塾
受験予備校常勝の吉村仁です。
成績アップするのに必要なこと
ですが、
成績アップというのは、
実は、
攻撃的では 無いのです。
・・・？？？
成績が良いのは、
ライバルよりも成績が上だ、
ということなのだから、
攻撃的でなければ
いけないんじゃないの？
と、思いますか？
そうですね、
最初だけ、ですが。
成績を良くしたい！
ライバルよりも 上に行きたい！
というのは、
個人的な欲望ですから、
まあ、燃料みたいなものです。
それを燃やすことで、
推進力を生みだす。
止まっている状態から、
動き出すためには、
動き出す最初に、
最もエネルギーが必要です。
一種の興奮状態が必要だ、
ということ ですね。
ガソリンが、必要です。
その爆発力で、
前へ前へと、
推進できる。
そういうところは、
攻撃的だ、
と言えますね。
でも。
推進力があれば、
成績アップするのか？
というと、
それでは、
半分なのです。
いや、３分の１程度、
かもしれない。
もっと、必要なことがある。
成績を良くする。
テストの点数を良くする。
内申を良くする。
というのは、
ライバルを殴ったり蹴ったりする、
ということでは ありませんよね。
ライバルをボコボコにぶん殴ったら、
上になれるのですか？
・・・そんなバカな。
と、いうことは、
攻撃的な要素だけでは、
上になれない、
ということ。
実は、
防御的な要素が、
ものすごく、大事なのです。
ディフェンスですね。
受験などの真剣勝負
学年順位の争い
というのは、
ゲームなのです。
まずは、そのルールを熟知する必要がある。
ルールが分からないのでは、
勝てっこ無い ですね。
次に、
どうやってハイスコアを出せばいいのか、
作戦を立てる必要がある。
無意味に手足をバタバタさせても、
勝てません。
頭を使わないと。
で、その作戦には、
攻撃面と、
防御面とが、ある。
どう 攻めるのか。
どう 守るのか。
スポーツでも２次元のゲームでも、
防御って、大事ですよね。
攻めることばかり考えていると、
簡単に、やられてしまう。
隙だらけ、じゃあ、
最弱だ、というわけです。
最弱のヒーロー？？
それって、お笑いかパロディです。
攻めるぞ！！！！
と攻めていったら、
あっというまに、ボコボコにされる。
最悪 ですね。
ということは、
ゲームに勝つには、
攻撃だけでなく、
防御を、
強化しなければならない。
たとえば、
ノーヒットノーランの野球チーム。
それって、
最強ですよね。
失点ゼロのチーム。
凄いですよね、強いです。
一度も打たれないボクサー。
ものすごいレベルです。
一回もミスしない、
アスリート。
どんな競技でも、
最高レベルです。
・・・と見ていくと、
防御が最強のアスリートって、
要するに、最強 ですよね。
スポーツなどでは、
攻撃力ばかりが、
どうしても目立ちます。
強いか弱いかで、
分かりやすい のですね。
でも、
真剣勝負・本気の争いの場合、
実は、
防御力って、
ものすご大事じゃないですか？
一見、地味ですけど。
塚原卜伝という、
剣豪がいました。
鹿島神宮の神官の家系に生まれた
戦国時代初期の人ですね。
無敗だった、というのです。
数年前に、NHK BS時代劇 で、
連続放映されましたね。
戦場でも、
日本一を争う果し合いでも、
一度も負けなかった、
というのです。
最強だったのですね。
その、彼の剣は、
守りの剣
つまり、防御的な剣術だった、
というのです。
アホな剣術家は、
攻撃ばかりを考えている。
でも、防御が手薄なので、
一撃で、倒されてしまう。
一方、守りの剣術は、
防御が鉄壁なので、
切られることが無い。
だから、
結局は、勝ってしまう。
最強とは、
そういうことだ、
という 良い例だ と思います。
真剣勝負であるほど、
攻撃力よりも、
防御力の勝負になっていく。
攻撃力には、
それほどの差が無いから、
というハイレベルな戦いでは、
ですが。
受験も、
ハイレベルになるほど、
防御力の差で
決着が決まる のですね。