塾長は、巷に溢れるフランチャイズ(FC)形式の学習塾が抱える**「ビジネス優先の構造」**を厳しく批判し、本気で結果を求めるなら誰に教わるべきか、その本質を説いています。
1. 「教育の素人」が経営している実態
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参入障壁の低さ: フランチャイズ塾は「マニュアルさえあれば誰でも開校できる」ことを売りにしており、オーナーが元サラリーマンや異業種からの参入者であるケースが非常に多いと指摘しています。
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教育者ではなく「管理者」: 彼らの多くは「どう教えるか」のプロではなく、教室の数字を回す「経営のプロ(または素人管理者)」に過ぎないという現実があります。
2. ロイヤリティ構造と「見かけ」のコスト
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利益の流出: FC塾は売上の多くを「本部に支払うロイヤリティ」や「莫大な広告宣伝費」に割かなければなりません。
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中身の不在: 豪華な内装や綺麗なチラシに多額の費用が投じられる一方で、実際に生徒を教える講師(多くは低賃金のアルバイト)の質や、教育内容の深さに予算が回りにくい構造を暴露しています。
3. マニュアル化の限界と「魂」の欠如
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「誰でもできる」の罠: 本部が用意した共通のテキストとマニュアルに従うだけの指導では、一人ひとりの微細なズレ(以前要約した「1ミリの違い」)に対応することは不可能です。
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責任の所在: ビジネスとして塾を運営している側には、生徒の人生を背負うほどの「教育者としての魂」や「執念」が欠けがちであると警鐘を鳴らしています。
4. 結論:本物を探すための「眼」を持て
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個人塾の優位性: 広告は地味でも、塾長自らが責任を持って直接教える独立系の塾(常勝など)こそが、真の意味での「プロの仕事」を提供できると考えています。
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選択の基準: 「有名な看板(ブランド)」で選ぶのではなく、「誰が、どんな想いで、その場所で教えているのか」という実態を見ることが、合格への近道であるという内容です。
一言でまとめると: 「大手フランチャイズ塾の多くは、教育のプロではなく『ビジネスの素人』が運営する利益優先の組織である。看板や内装に騙されず、生徒の人生に責任を持ち、マニュアルを超えた真の指導ができる『プロの指導者』がいる場所を選びなさい」という、業界の裏側を突く非常に辛辣で誠実な提言です。
受験予備校常勝の塾長の
吉村仁です。
茨城県ひたちなか市で
学習塾を経営しています。
といっても、
最初から、
今に至るわけではありません。
元々は、
サラリーマンでした。
新聞社の販売局担当員でした。

でも、その内容に嫌気が差したので、
転職先として、
学習塾業界に入ったのです。
自分自身が学習塾も受験予備校も行ったことがなかったので、
その業界がどんなものか、
分からないままに
飛び込んだのです。
大学で
高校と中学校の教員免許をとっていましたので、
それが活かせる
とも思いました。
2年ほど、
会社員として、
塾講師と教室長をやっていました。
すると、急に、
独立してやってみないか
と、誘われたのです。
そこで、
フランチャイズの契約で、
セカンドスクールという名前で、
やってみることにしました。
自分が学生時代には
家庭教師も塾講師もアルバイトの経験がありましたので、
教えること自体には全く抵抗が無かったため、
気軽に経営者になったわけですが、
経営者としては、
最初はド素人なので、
とにかく、本部が言う通りにやりました。
でも、全然、
お金が手元に残らなかったのです。
2年たってもダメで、
借金が増えた状況でした。
フランチャイズの本部が言う通りにやっても
ダメだな、
と、2年目には思いましたので、
コンサルタントの力を借りようと、
複数のコンサルタントに助けを求めました。
でも、
業界のスタンダードがどんなものか、
全国行脚しましたので
短期間に色々と分かりましたが、
今思えば、
ありきたりのことしか教えてくれなくて、
学習塾や経営のコンサルタントも、
それほど役に立ちませんでした。
勉強にはなりましたが、
実際のところ、
生徒は増えないし、
やり甲斐も増えないし、
第一、
手元にお金が残らなかったのです。
借金もできてしまいました。
そのような過程の中で、
フランチャイズはダメだな、
ということで、
フランチャイズ契約は解約しました。
そして、常勝教育グループ吉村学院
と名乗り、
さらに、
コンサルタントとも縁を切って、
どこにも依存しない、
完全独自の組織として、
受験予備校常勝
と名称変更し、
現在に至るのです。
フランチャイズは、
高校部を立ち上げようと、
某大手予備校のサテライト契約をした経験もあります。
その内容は、まあ、全然ダメで、
これも3年で解約しました。
契約当初は分かりませんでしたが、
結局のところ、
フランチャイズ契約というのは、
本部が儲かる仕組みであって、
その加入者が儲かる仕組みでは、無いのです。
脱サラ
という言葉には、
魅力があります。
サラリーマンは、
厳しい日々を過ごしているので、
そこから逃げたいと思っている。
それは、
かつての私がそうでしたので、
自分事として、分かります。
一国一城の主
という言葉にも、
魅力があります。
でも、具体的にどうすればいいのか、
皆目、分からない。
だから、フランチャイズという
システムがあるのですね。
パッケージみたいなものです。
でも、
私は実際にやってみたから
身を持って分かったのですが、
本部に依存する
という考え自体が、
失敗の元なのです。
成功のためには、
要するに、
自力でやるしか
ないのです。
紆余曲折の中で、
一斉指導
クラス授業
マンツーマン個別授業
個別指導
映像授業
ネット授業
などなど、
片っ端から、
この業界のスタンダードを
やり尽くしました。
でも、
完璧なものは、
どこにもなかった。
お金も残らなかった。
結局、
答えは、
自分の足元、
つまり、自分の成功体験の中に、
あったのです。
なぜ、
こんな文章を書いているのかというと、
かつての自分のように、
脱サラして学習塾のフランチャイズになってみようかな、
とか、
学習塾のフランチャイズをやってみたけど、
どうにも うまくいかないな
とか、
そういう人は、
かなりいるのではないか?
と、思うのです。
そういう人を、
私が経験してきた苦労をせずに済むように、
なんとか助けられないものだろうか。
そう思って、
書いています。
フランチャイズをやってみようかと思うけど、
どうにも自信がない、
とか、
フランチャイズをやってみて、
頑張っているのに
うまくいかないし、
借金が膨らむだけで、
毎日、悩み通しだ、
とか、
そういう人を助けてあげることは
自分には、できないだろうか?
受験予備校常勝の塾長の私が
どんな人間なのかは、
このブログを読んでいただければ、
分かると思います。
P.S.
2年か3年程度、
学習塾をフランチャイズで経営するのは、
それほど難しいことではありません。
でも、問題は、
長続きさせるのが難しい、
ということです。