029-354-1241

【電話受付時間】
9:00~20:00(平日・土日祝とも)

勉強 考え方

子どもの教育をどうするべきか【未来予測をふまえて】

ChatGPTを世界で初めて一般に向けて無料で開放したOpenAIのトップ、AI分野のカリスマであるサム・アルトマンが、講演会で語った内容によると、人工知能(AI)とロボットにより、モノやサービスの値段が無料に近づいていくといいます。


ほとんどタダになっていく一方、教育や医療と不動産は高いままだろうと彼は予測しています。

生活コストは安くなっていくので、収入が少なくても暮らしやすくなっていくのですが、

コストというのは元々ほとんど人間の労働に関する費用なので、生活コストが安くなると同時に、給料は安くなり、失業者が増えるというのです。

しかし、すぐにそうなるわけではなく、

まずは人工知能やロボットと「一緒にチームになって働く」という段階がある

ので、そのための準備が必要だといいます。

社会人は、人工知能やロボットと「一緒にチームになって働く」ことが上手になる必要があり、うまくいけば当分の間、収入があるでしょうが、うまくいかなかった人は収入が無くなるだろう、というわけです。

では、最終的には全員失業に向かっていく

未来に向けて、子どもの教育は今どうするべきなのか?

サム・アルトマンによれば、

AI時代における教育へのAIの導入は、若年層への影響がまだ十分に解明されていないため、慎重かつ段階的なプロセスが提唱されています。各段階ごとの具体的なプロセスは以下の通りです。

 

  1. 幼稚園:現実世界での基礎づくり 幼稚園では、AIはおろかコンピューターそのものを遠ざける方針が推奨されています。「幼稚園児にはスクリーンではなく現実世界が必要」とされており、子どもたちは外で走り回り、物理的なものと触れ合って遊ぶべきだとされています。この時期は、身体・社会・感情の基礎技能を現実世界で育むことが最優先されます。
  2. 小学校:基礎学力と集中の形成 小学校の段階では、テクノロジーよりも読み書きと集中の形成を優先します。特に、手書きが脳の発達において重要であると強調されています。
  3. 中学校:ツールとしての慎重な導入 生徒の抽象的な思考力が育ってくる中学校の段階から、テクノロジーの導入を開始します。ここではテクノロジーを「ツール」として慎重に使用することが求められます。
  4. 高校:AIとの協働と自律的判断の育成 高校では、AIに単に頼るのではなく、AIと協力(協働)する方法」を学ぶ段階に入ります。AIを使いこなすためのクリティカルシンキング(批判的思考)や、自分自身の自律的な判断力を鍛えることが重要視されます。

教育手法と評価の刷新 このような段階的な導入プロセスに伴い、教育のシステム自体も大きく変化する必要がある、とサム・アルトマンは語ります。

  • 評価手法の再設計: **口頭試験、プロセス評価、プロジェクトベース学習(PBL)**といった新しい評価手法への移行が必要です。書くことは依然として思考のために重要ですが、教え方や評価法の刷新が不可欠です。
  • 教師の役割の変化: 教師は単なる知識の「伝達者」から、学習を支援する**「ファシリテーター」へと移行**し、AIの活用とAIを使わない思考の両立を育む役割を担います。
  • 家庭との連携: デジタルデバイド(情報格差)が教育格差を悪化させる懸念があるため、保護者によるガイダンスも必要とされています。

このように、発達の初期段階では現実世界での経験基礎的な能力の形成に注力し、成長とともにテクノロジーをツールとして取り入れ、最終的にはAIと適切に協働できる能力を養うというステップアップが求められています。


では、保護者はどうすればいいのか?

「保護者のガイダンス」が必要。最終的な判断は人間が担う

家庭での保護者は以下のように子どもを教育するべきです。

  • 幼少期は現実世界での体験を最優先する: 特に幼稚園児の段階では、スクリーンではなく現実世界が必要であり、外で走り回り、物理的なものと遊んで相互作用を学ぶことが重要です。家庭でもデジタル機器を与えるより、現実世界での体験をサポートすることが基礎づくりになります。
  • 学校の段階的な導入プロセスに家庭でも同調する: 小学校では読み書き集中の形成特に手書きの重視)、中学校からはツールとしての慎重な導入、そして高校ではAIと協働し自律的判断力を学ぶ、というステップが提唱されています。保護者もこの発達段階を理解し、家庭内でのテクノロジーへの触れ方を子どもの成長に合わせて導く(ガイダンスする)ことが重要です。

人工知能のトップであり中心人物でもあるサム・アルトマンが、コンピュータや企業経営のトップの人たちを前に、

子どもにはコンピュータを与えない方が良い。

まずは外で遊んで、体を動かして色々な経験をし、対人関係も含めて人間らしさを学んでいき、

そのあとで手を動かして鉛筆で文字を書け、

キーボードやタッチパネルは触らせるな!

中学生になってから指導者が注意深くAIなどを「ツールとして」限定的に使わせ、

高校生で批判的思考人間独自の自立性を持った思考を意識的に訓練し、そのうえでAIと「一緒に学び・働く」ことを学ばせる

と、言ったのです。

つまり、批判的思考と自律的思考の訓練がされていない中学生以下の子どもには、AIを触らせるな、ということです。

WIKIPEDIAも人工知能も、「この情報は間違っているかもしれません」と明記しています。実際、誤字脱字をはじめ、間違っていることは多いのが実感です。でも、子どもにはその判断ができない。

さらにいえば、人工知能は、情報収集の上で「こんなかんじです」とまとめるのであって、それは見方を変えれば正しくないことも多いのです。でも、子どもは鵜吞みにする。

恐ろしいことに、どの国にもスパイ組織というものがあり、嘘の情報をわざと流すのも仕事です。あるいはどの国にも悪人・犯罪者もいて、悪意のある情報をどんどん流しています。さらにいえば、どの国にもある程度の情報統制があり、インターネット上の情報は嘘やフェイクだらけ、間違いだらけ、のいうのが当たり前なのに、子どもにはそれが判断できません。

にもかかわらず学校でインターネット上の情報を先生が使わせるというのは、馬鹿げています。

 

ダーウィンの進化論には続きがある、ということを私は昔から言っていますが、

個体発生は系統発生を繰り返す のです。

つまり、子どもは人類の進化や進歩を繰り返す必要がある。

だから外で遊ぶのは絶対に必要であり、

手書きで文字を書くのは必要であり、

知識だけでなく思考能力を高めたうえで、

コンピュータを道具にするべきで、

そのあとに、人工知能を良きパートナーとして生きていくことを学ぶ、

ということなんだと思います。

 


幼少期にデジタル機器(スクリーンやAIなど)を遠ざけ、現実の体験を優先すべき理由は、主に以下の3点です。
  1. 身体・社会・感情の基礎技能を育むため 幼稚園児などの幼少期には「スクリーンではなく現実世界が必要」とされています。外で走り回ったり、物理的なものと触れ合って遊んだりすることで、相互作用を学び、対人関係を含めた人間らしさや基礎的な技能を現実世界で育むことが最優先されるからです。
  2. 情報の真偽を判断する「批判的思考力」がまだ備わっていないため AIの回答やインターネット上の情報には、誤字脱字、間違い、さらには悪意のある嘘やフェイク情報が多く含まれています。中学生以下の子どもには、情報が正しいかどうかを見極める**「批判的思考(クリティカルシンキング)」や「自律的な判断力」が訓練されていないため、間違った情報をそのまま鵜呑みにしてしまう危険性**があります。そのため、幼少期にはキーボードやタッチパネルに触れさせないことが推奨されています。
  3. 人類の進化のプロセス(思考力の発達)を順序立ててたどる必要があるため 「個体発生は系統発生を繰り返す(子どもは人類の進化や進歩を繰り返す必要がある)」という考えに基づき、まずは外で遊んで体を動かし、次に手を動かして鉛筆で文字を書くことで思考能力を高めるステップが不可欠だとされています。これらの土台をしっかりと築いた上で、中学校以降に初めてコンピュータを「ツール(道具)」として慎重に導入していくべきだとされています。

小学校で手書きの読み書きを優先する理由は、主に以下の3点です。
  1. 基礎学力と集中力を形成するため 小学校の段階では、テクノロジーに触れることよりも、まずは基本的な読み書きの能力や、物事に集中する力を養うことが最優先されるからです。
  2. 脳の発達に重要であるため 手を使って実際に文字を書くという行為自体が、子どもの脳の発達において非常に重要な役割を果たすと強調されています。
  3. 将来のための「思考能力」の土台をつくるため 子どもは人類の進化の過程を順を追って経験する必要があるとされています。そのため、まずは手書きで文字を書くことによって、知識だけでなく思考能力そのものを高めることが不可欠です。このアナログな土台をしっかりと構築した上で、中学校以降に初めてコンピュータを「道具」として導入していくべきだと考えられています。

中学生からAIやテクノロジーを導入する際の注意点は、主に以下の3点です。
  1. 指導者のもとで「ツール(道具)」として限定的・慎重に扱うこと 中学生になると抽象的な思考力が育ってくるため、テクノロジーの導入を開始する時期となります。しかし、子どもに自由に触らせるのではなく、必ず指導者(大人)が注意深く見守りながら、あくまで「ツール」として限定的かつ慎重に使用させることが強く求められます。
  2. 情報の真偽を判断できない危険性を理解すること 中学生以下の段階では、AIの情報が正しいかを見極める**「批判的思考(クリティカルシンキング)」や、人間独自の「自律的な判断力」の訓練がまだ十分ではありません**。AIはもっともらしく情報をまとめますが、誤字脱字や間違いを含んでいることも多々あります。さらに、インターネット上には悪意のある嘘やフェイク情報が溢れていますが、子どもにはそれらを見抜く判断力がないため、間違った情報をそのまま鵜呑みにしてしまう危険性があります。
  3. 家庭と学校で連携して適切なガイダンスを行うこと 批判的思考の訓練が完了していない中学生にAIを単独で自由に使わせることは避けるべきです。デジタル機器の利用においては、保護者や指導者がこの発達段階をしっかりと理解し、子どもの成長に合わせてテクノロジーへの触れ方を導く(ガイダンスする)ことが重要です。

中学生の時期は、高校生になってからAIと「一緒にチームになって学ぶ・働く」段階へと進むための、準備期間として位置づけられています。そのため、テクノロジーに依存するのではなく、正しい距離感を保ちながら慎重に導入していくことが大切です。


高校生がAIと協働(一緒に学び・働く)するために必要な能力は、主に以下の2点です。
  1. クリティカルシンキング(批判的思考力) AIが提示する情報を単に鵜呑みにするのではなく、情報の真偽や妥当性を見極める力が必要です。AIはもっともらしく情報をまとめますが、誤りを含んでいることも多いため、この批判的思考を意識的に訓練することが重要視されています。
  2. 自律的な判断力(自律性を持った思考) AIに頼り切るのではなく、自分自身で考え、判断する「人間独自の自立性を持った思考力」が必要です。AIを活用する上でも、最終的な判断は人間が担うべきであるとされており、自律的な判断力を鍛えることが不可欠です。

高校生の段階では、これらの能力を意識的に訓練した上で、AIを使いこなし、「AIと協力(協働)する方法」を学んでいくことが求められています。





 

© 2026 ひたちなか市の学習塾なら高校受験に強い常勝へ