ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村です。
高校受験と大学受験はどのように勉強すればいいのか?
というと、基本的には、定期テストのための勉強と同じです。
そもそも、ものすごく広い意味での「勉強」ではなくて、
テストで得点できるようになるための勉強
とは何なのかと言うと、
古い知識と新しい知識を結びつけて、それに箇条書きのようなイメージで補足する情報を付け足して行って、その全体を記憶するということ
と、要約できます。
まずは、サブノートあるいはカードを作るような感じに、情報のカタマリを作るんですね。
図書館の検索カードや画面と、同じようなイメージですね。
マインドマップみたいな素晴らしいものでなくても、箇条書きっぽい幼稚な感じでも十分だと思います。
知識と知識のつながりや手順を見える化していけば、理解できた状態というのは、確認できますね。
自分専用の板書、という感じでしょうか。
それを覚える。
さらに、インデックスを付けて、すぐに引き出せるようにすればいいんですね。
引き出すことができなければ、使えませんからね。
つまり、頭の中にデータベースを作っていく、というわけですね。
実際には、人間はコンピュータや出版物とは違い、生身の体(サルの進化系)ですから、
忘れるし、ミスやエラーもしてしまうものなので、それに対する対策、トレーニングというのは必要になります。
問題演習は、チェックのために必要ですね。
受験勉強とは何か?を定義すると、
日々の勉強はカードデータベースのカードを1枚1枚手作りしていく、という地味な作業の積み重ねで、
(実際にカードを作らなくても、ノートで十分ですが。「たとえ」です)
合格するために必要なカードの枚数はあらかじめ決まっていて、まずは何枚なのか?を把握した上で
そのカードをひとつひとつ作り上げていき、必要な枚数が頭の中に溜まって、
それを瞬時に引き出すことができるようになった状態にすることができれば、当然に合格できるのだ、
というわけですね。
合格させていい人なのか?を判定するために、
人間の頭の中をスライスして顕微鏡で診るわけにはいかないし、
USBケーブルを脳みそにくっつけてデータ転送することもできませんので、
合格できるだけの内容が頭の中に入っていると、
ペーパーテストの結果によって「推定」するわけですね。
サンプル調査ですね。
膨大な情報のカタマリを、コツコツと、頭の中に積み上げていく。
これが、受験勉強ですね。