常陸太田市の国道沿いに
また道の駅ができるみたいですね。
「また」というのは、
今年になって、
常陸大宮市にも、
できたばかりだから、です。
その隣町に、
数カ月後に、
また、できる。
競争しているんでしょうか?
個人的には、
ああいう施設は好きなのですが、
ただ、好き嫌いは別として、
実際問題、
ここ数年、
道の駅と農協の直売所が
ものすごく増えましたね。
どこに行っても、
見つかる感じです。
昔、竹下総理の時代でしたか、
1億円を市町村にばら撒いて、
故郷創生?でしたか、
そのお金で無駄なもの?を
地方公共団体がバンバン作った、
ということがありましたが、
最近の状況も、
それに似ていて、
自民党政権なので思考が同じということで、
最近の状況は、
アベノミクスが関係しているんでしょう。
預金するな!
金を使え!
みたいな政策ですから、
道の駅もJAも、
それに乗ってるのかな?
とも思います。
それが良いのか悪いのか、
私には判断できませんが、
ただ、思うのは、
護送船団方式とでもいうか、
要するにお役所が先頭に立って
団体さんを連れて行く、
という考え方は、
もはや時代遅れなんじゃないか?
とは、思います。
上意下達は効率は良いけれども、
結果として、
個々の芽を育てるのではなく、
その芽を摘むんじゃないか?
と思います。
出る杭を打つ
みたいな。
個人商店などが
実は、被害を受けているんじゃないかな?
静かに消えていく、
みたいに。
役所主導!
組合主導!
といった、そういうのは、
戦後の急成長には良くても、
飽和の時代には向いていない、
ということじゃないでしょうか。
出る杭を引っ張り上げる!
って、無理でしょうかね。
あっちこっちに、
出る杭を出しまくる!
って、ダメですかね?
独占はダメだけども、
頑張っている人に一人勝ちさせるような方向が、
結局は全体を盛り上げるんじゃないか?
ということですね。
そうだとすれば、
現在の義務教育制度は、
アメリカ占領下の政治的な制度であって、かつ
戦後の発展のために作られた制度であって、
つまりトップダウンのための制度であって、
どんなに枝葉を繕っても、
その本質が変わらない限り、
現在の国内情勢と世界情勢には
「向いていない」
ということに
なるんじゃないでしょうか。
要するに、
数十年前にできたシステムなので、
システムの根幹から、
現状に合っていない、
ということでしょうね。
たとえばスーパーコンピュータみたいなのが時代錯誤で
今やほとんど利用価値が無い?ように、
閉じられた昔のパソコン通信が淘汰?されたように、
トップダウンは今や非効率的で、時代錯誤で、
現在やこれからの時代といえば、
インターネットとスマホに代表される組み合わせのネットワーク、
つまりどこがトップでどこがボトムか分かりにくいみたいな、
そういう仕組の方が効率的で効果的で、
だとすれば、
それに適した教育制度が良い、
ということに
なるのではないでしょうか。
一人勝ちしましょう!
的な、
そういう教育の方が、
いいのではないかと。
でも、
公教育にそれを期待するのは、
ほとんど不可能でしょうね。
なぜかというと、
公教育というのは、
世の中の仕組みそのものであって、
戦後体制で作られた
政治そのものだから。
内部からの抜本的な変革は、
ほとんど無理でしょうね。
だとしたら、
江戸時代の末期に
私塾がものすごく貢献したように、
激動の時代には、
何時の世も、
公ではなくて私教育、
中でも何にも縛られない個人塾こそが、
最も存在意義を持つ
のかもしれません。
トップダウンの軍隊式でなく、
かといって、
子どもに媚びへつらった金儲け丸出しの個別指導みたいな誤魔化しでもなく、
まさに、
一人勝ちしましょう!
依存せず自分で自分を磨きまくりましょう!
と個人個人に訴える、
幕末の私塾みたいなものが、
求められているんじゃないかと思います。
出る杭になる!
依存しない!
自分で自分を磨く!
ということですね。
まあ、
幕末の私塾は倒幕の政治的勢力に利用された面もあるので、
時代錯誤でもあり、
同じであるはずがないですが、
幕府でも藩でもない、
個人がのし上がる、
という方向性自体は、
たぶん 大事だと思います。
現代的に言えば、
自分はスーパーコンピュータの部品になる!
のではなくて、
パソコン通信の端末になる!
のでもなくて、
自分はスマホになる!
というよりかは、できれば、
自分はサーバーになる!
中でも、
強力なサーバーになる!
という方向性を
これからの時代を生きる子どもには、
持たせた方がいいんじゃないかと思います。
貴族じゃあるまいし、
ゆとりに浸っている
場合じゃないですよ。