ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村です。
中間テスト対策・期末テスト対策などと言って、テスト範囲を集中的に勉強してテスト範囲を集中的に覚えれば、テストの点数というのはとれるようになりますよね。
集中的に範囲を勉強すれば、点数は上がったような状態になりますよね。
要するに、一時的にテストの点数を良くするのは、とても簡単なことです。
ところが、集中的に勉強して集中的に覚えると、残念ながらその反動がやってきます。
ちょっと無理をしていますから、疲れるし、気分的にも嫌になったりするのです。
あるいは点数が良かったと言って、テストの結果が出た後は、勉強しなくなってしまったりしますね。
するとどうなるかと言うと、次のテストでは点数が急激に悪くなったりするんですね。
テストの点数が上がった、順位が上がった、と言っていますが、多くの場合、その次のテストでは、点数が下がった、順位が下がった、となりやすいということですね。
そもそも、上がった下がったと一般的に言いますけれども、いつも学年一位の人は上がったり下がったりしないのです。
一年中、いや中学校3年間、ずっと100点を取り続けている。
こういう人は、上がるも下がるもないわけです。
根本的に、成績を上げようというのは、
現状の点数が大した点数じゃないから、
上げようという話になるわけで、
そういう人の頭の中は、
常に学年平均とか、 あるいは、親が怒らないレベルの点数ということで80点ぐらいが、そもそも基準になっていたりするわけです。
要するに、最初から100点を取ろうとかそもそも考えていない。
まあ簡単に言えば、他人の顔色を伺いながら勉強しているということなんです。
そういうわけですから、一時的にテストの点数や学年順位が上がったように見えたとしても、ちょっとした理由で、あっという間に点数も順位も偏差値も、下がることになりますね。
上がったり下がったりと無限に繰り返しているだけなことになります。
じゃあどうすればいいのかと言うと、そもそも点数をあげようという考えを捨てればいいんですね。
親とか同級生とかの他人の顔色を伺うのではなくて、常に自分の中でのパーフェクトを目指す。
もし可能ならば100点を取り続けることを考えればいいんですね。
そういう考え方で勉強を続けていけば、どんどん頭が良くなって、どんどんレベルが上がっていくことになりますから、その結果として点数も順位も偏差値も上がり続けるという結果になるわけですね。
というわけで根本的に、テストの結果が出てしまってから上がったの下がったのと言っていることは、ナンセンスな話ですよね、というお話でした。
テストの結果などというものは、放っておいても勝手に出るわけですから、テストの直前までにどのような勉強をしてどのような行動をしてきたのかということが、自動的にテストの結果になるという考え方をした方がいいでしょうね。
つまりテストの結果ではなくて、毎日の勉強そのもの、毎日の習慣そのものが全てなんだということですね。
テストの直前だけ勉強するなどということは、そもそも最低なんだってことですね。
そういう行動パターン自体に問題があるから、上がったの下がったのと無限にやっている、馬鹿げた話になってしまうわけですね。
で、その集大成が、受験だというわけですね。