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考え方

格差=多様性=無駄な挑戦はしない?

ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾 受験予備校常勝の吉村仁です。

全国一律に「ゆとり教育」で3割削減してユルユルな指導にしなさい、全国一律に「ゆとり教育の否定」をして「ゆとり教育」以前のレベルに戻しなさい、という、中央集権的な調子が、

2020年度からは、いや、都道府県によっても市町村によっても地域差があるし、学校によっても差があるし、個人個人も差があるから、それぞれに合ったように教育プログラムを変えなさい、ということなのです。

こうなると、中央集権的な方針が地方分権的な方針になったというわけですから、

歓迎されるのでしょうが、その根底にあるのは、

地域格差、学校格差、個人格差、つまり差が開くことの容認なわけです。

より、自由主義的・自由競争になる、二極化が進む、ということですね。

なぜそうなるのかといえば、外国人を大量に国内に入れようとしている政策とも連動して、国内ではなく海外に目を向けた教育、つまり外国に勝てる人材の育成を国策として行っていく、そのためには格差は当然だ、ということでしょうね。

スポーツだけでなく、勉強についても、世界大会で優勝する人材、勉強の方面のオリンピック選手を輩出したい、そのためのお膳立てをしたい、そういうことでしょう。「一律に」ではなくて、「よりバラバラに」「より差をつけて」。

最近、DNAの研究が加速度的に進んでいるようですが、生まれながらの才能と後天的な才能を伸ばすための環境整備がますます必要になってきていて、才能ある人の才能をどんどん伸ばすバックアップをしてあげたい。

勉強に適性が無い人には勉強を無理強いせず、早めに他の道を探してあげる。こういう方針になったのですね。

義務教育のレベルにまで、個人別の多様化・多様性を当たり前とする価値観が入ってきたのですね。

以上、学習指導要領・文部科学省のポリシーはそういうことでも、才能が有るか無いかは「やってみなければ分からない」ということで、まずは才能があると仮定して、挑戦するべきでしょうね

でも、DNAの研究は日進月歩ですから、近い将来、子どものうちに勉強に適性があるのか無いのかがDNA検査で分かって、適性がある人には早くから英才教育をする一方、適性が無い人には無理に勉強させずにスポーツや芸術などに打ち込ませる、という教育方針が、より一般的なものになるかもしれません。

私も遺伝子検査してみましたが、太りやすいとか太りにくいといった肉体的なことだけではなく、今の段階でも、精神的なものに関連することまで、生まれつきのDNAから分かるようになってきたのです。

ですから、才能があるか無いかは遺伝子レベルで分かっているので挑戦も必要ない、ということが、近い将来当たり前の時代がやってくるかもしれませんね。

 

 

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