ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
成績が良い人と悪い人を観察していると、同じように勉強しているように見えても、実は結構違うんですね。
何が違うのかと言うと、
成績が悪い人は「惜しい」とか「ミスした」とか、要するに言い訳みたいなことを言っていて、そのままの状態で終わるわけですね。
一方、成績が良い人の場合は、あーだこーだ言わないで、完全な状態に近い状態になるまでやり抜いてしまうわけですね。
なぜそういう違いが出てくるのかと言うと、結局のところ、良い成績になりたいという執念が強いのか弱いのかということが、根本的に違うんですね。
100点が取りたいという執念が強い人は、その状態に至るまでのプロセスがどんな状況だろうが、どれだけ手間や時間がかかろうが、100点が取れてしまう状態になるまではやり通してしまうわけですね。
ところが、テストの点数なんか何点でもいいんじゃないかみたいな、高得点を取ることに対する執念があまりない人は、やり通すことができないんですね。
そういうわけですから、頭が良い悪いということよりも、100点が取りたいかどうかということの想いの強さ・執念が、ものすごく違っているわけですね。
言い換えれば、頭の中の基準そのものが違うということですね。
こんなもんでいいやと言う、納得できるレベルが、そもそも違っているわけですね。
こういうことというのは、勉強に限ったことではなくて、スポーツなどでも同じことが言えるのではないかと思います。
どれだけ頑張っても完璧にならなかった場合は、まだ能力が十分ではなかったということで、逆に言えば、完璧な状態になるまで頑張り通したということは、それだけの能力が元々あったのだということになるでしょうね。
想いの強さ・執念は、どうなのか?
次に、努力を継続することが実際にできるのかどうか?
努力の方向性と質量は、十分かどうか?
が、結果を決めるんですね。