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プライベート 考え方

忠臣蔵

ひたちなか市の進学塾・学習塾

受験予備校常勝の塾長の吉村です。

 

 

年末になると、

忠臣蔵が定番になっている。

 

学生時代から、

忠臣蔵はまともに見たことがなかったが、

それというのも、

ストーリー自体が

 

嘘っぽかったからだ。

 

 

第一、

日本刀で切っても血が出ないような

リアリティのない時代劇は

まともに見る気がしなかった。

 

そもそも、

テレビ自体をほとんど見ないせいもある。

 

ドキュメンタリーとか旅番組とか、

リアリティがある番組をちょっと見る程度で、

ドラマの類はほぼ見ない。

 

そのせいもあって、

忠臣蔵は、

見る気がしなかった。

 

受験予備校常勝の仕事をするようになってから、

受験直前の時期なので

見ないというより見れない

という事情もあった。

 

 

先日、

たまには面白い番組でもないかな、

と思って何気なくチャンネルを操作していると、

忠臣蔵の実況中継

という番組があった。

 

興味を持って見始めると、

これが、

かなり面白かった。

 

一言で言えば、

年末の忠臣蔵というのは

歌舞伎から来ている創作話で、

史実はかなり違っている、

ということを、

ドキュメンタリーっぽく映像化した、

ということだった。

 

元禄時代といえば、

徳川幕府から100年近くたって、

昭和元禄

などという言葉があるように、

平和で安定していて、

享楽的な気風がはびこった、

という時代背景だ。

 

そんな時代に、

まるで戦国時代か関ケ原の合戦の時代のように、

本気の戦闘が行われた、

ということで、

 

テロリズム

などという概念も無かった時代なので、

当時の日本では大ニュースになり、

これは最高級の題材だと、

歌舞伎の演目にもなった、

ということだった。

 

センセーショナルズム

とでもいうのか、

興行として面白くするために、

ありもしない演出まみれにして、

真実とは随分違った物語になった、

というわけだった。

 

 

歴史というのは

基本的に勝者が語るものなので、

本来的に真実とは違う可能性が高い、

ということだが、

 

さらに興行といった創作尾ひれが加わって、

どんどん違ったものになり、

 

さらに時代背景によって、

その解釈さえも変化するので、

 

まあ、基本的に眉唾ものだ、

というのが歴史認識だが、

 

史料にもとずくと

こういう内容だった、

という展開は、

とても面白かった。

 

 

江戸市民は

事前に仇討ちが起こることを知っていたが

陰ながら応援していたので、

その実行が可能だった、

という話は、

そんなものだろうなあ、

と思ったし、

 

暗殺だから、

という理由以外に、

実は身分制度自体が、

敵味方ともに

鉄砲を使える状況でなく、

 

まさにその身分制を上手に利用したことが、

襲撃成功の最大の理由だった、

というのも真実はそういうことだろうなあ、

と思ったし、

 

3人一組で剣術の達人を倒す

という話も、

実際にはそういうことだろうなあ、

と思ったし、

 

頭から足に至るまで、

10キロにも及ぶ鎖帷子で防護したので、

襲撃した側にはほとんど被害が出なかった

というのも、

真実はそういうことだろうなあ、

と思ったし、

 

戦闘のやり方そのものも

とてもリアリティがあって、

こういう番組なら見たいなあ、

と思った。

 

 

正義か悪かは

時代背景によっても変わるし

立場が変われば、

正邪の逆転もしうる、

という古館伊知郎のしめくくりは、

マスコミ稼業の行きつく先なのかな、

と納得だった。

 

ただ、

その時代時代で、

あるいは立ち位置によって、

「その人にとっての正義」

というのはあるわけで、

 

争いというのは、

立ち位置の違いで

どんなに平和で膠着した時代でも、

いつでも起こるのだ

永遠になくならないのだ、

ということか。

 

 

受験産業というのも、

AさんとBさんとの争いみたいなもので、

いわば修羅の世界なわけだ。

 

争いならば、

それには勝ち方というのがある。

 

勝ちたいならば、

それを徹底的に突き詰める

必要がある。

 

 

史実の忠臣蔵は、

リアルだから、

とても勉強になった。

 

 

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