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太田一高・水戸一高・勝田高など茨城県立の中学校を新設??

ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村です。

さあもうすぐ県立高校の一般入試だなと言う2月の末に、びっくりするようなニュースが流れました。

 

茨城県教育委員会のホームページから引用しますと


中高一貫教育校の設置

設置形態 設置方法

併設型中高一貫教育校 県立高校の敷地・校舎を活用して併設型中学校を設置します。

中等教育学校 県立高校を新たに中等教育学校に改編します。※将来的に、高校の募集は停止となります。

<対象校>

開校年度 設置形態 対象校名(高等学校)

2020年度 併設型中高一貫教育校

併設型中学校(1学級/学年) 太田第一、鉾田第一、鹿島、竜ヶ崎第一、下館第一

2021年度 併設型中高一貫教育校

併設型中学校(2学級/学年) 水戸第一、土浦第一

中等教育学校(3学級/学年) 勝田

2022年度 併設型中高一貫教育校

併設型中学校(1学級/学年) 下妻第一、水海道第一


・・・以上、引用。

わずか1年後にいきなり、茨城県立の中学校を新設するというのです。

しかも教室がある那珂市のすぐ隣の、常陸太田市の太田1高も含まれると言うんですね。

 

突然言われたように思いますけれども、後になって考えてみれば、お隣の日立市にある日立1高が併設中学校を作って、その卒業生が初年度から華々しい合格実績を出してくれたわけですね。

 

それで、茨城県教育委員会としては、高校三年間で大学の合格実績を出すことには少々無理があって、中学高校6年間であれば東大や京都大学などのトップレベルの合格実績を出す自信を深めたということでしょう。

 

基本的にはそのカリキュラムをベースにして、他の県立高校にも移植しようということでしょうね。

 

さらに、今後少子化がどんどん進んでいくことは明確なので、高校受験の定員を少なくしていきたいということもあるでしょう。

 

昨年度の高校受験生の成績のデータを見ていたところ、こんな偏差値で水戸1高、水戸二高、緑岡高校などに合格してしまったのか?とびっくりするような低い成績の生徒が合格したと言うことですから、合格を出してみたものの入学してきた生徒の学力を見て、愕然とした高校の先生はたくさんいたことでしょう。

 

だから教育委員会は意図的に、高校受験を狭き門にして行こうとしているわけですね。

 

昭和の世代の学校教員の大量退職に備えるという、教える側の問題・意味もあるでしょうが、

要するに、受験する側から見れば、茨城県教育委員会は受験圧力を高めようとしているわけですね。

 

中学受験の段階で優秀な小学生が私立に流れてしまう状況を、もうちょっと茨城県立の学校に誘導しようとしている。

 

公立中学校から受験してくる優秀な中学生を、受験が厳しかった時代のように選別・選抜しようとしている。

 

保護者の側からすれば、どう対策すればいいのかと言うと、

東京などの大都市圏を中心とした有名私立中学の入試問題のような特殊な入試問題の対策をする必要はありません。

 

まずは、できるだけ早く、学校の教科書をパーフェクトにすれば良いのです。

 

つまり小学校の進度に付き合っていてはいけないということですね。

 

小学校の進度は完璧に無視して、自分で勝手に勉強を進めていかなければならないということですね。

 

その上で、まるで公務員試験のような、ちょっと変わった問題に慣れていく必要がある。

 

難しいと言えば難しい問題ですが、難しさそのものよりも、そういう問題に慣れるための期間というのが絶対に必要になります。

 

そのためには、遅くとも小学校6年生の1学期までには、小学校の学習内容を全部完璧にしておく必要があるでしょうね。

 

普通の小学生の数倍のスピードで勉強を進めていくというのはなかなかできることでもありませんので、

普通に考えれば、例えば小学校4年生のうちに小学校5年生の教科書の内容を勉強していくと言ったようなことが、最も現実的でしょう。

 

小学校の学習内容というのはもともとスカスカですから、1学年程度を先取りするというのはそんなにたいしたことではありません。

 

本当に優秀な小学生であれば、小学校3年生なのに小学校5年生や小学校6年生の内容を勉強しているのが当然でしょう。

 

それが先取り学習という考え方です。

 

時間を味方につけるということですね。

 

短期間で詰め込もうとするから、いろいろと弊害が出てくるのです。

 

出来るだけ早めに準備を始める。それが賢い保護者の考え方でしょう。

 

高校受験についても同じことが言えます。

 

茨城県教育委員会自体が、県立高校入試の定員枠を意図的に小さくしようとしている、ということは、競争倍率が以前よりも跳ね上がることが予想されるということですから、ライバルとの競争に勝ち抜くためには、ライバルよりも早く準備をスタートさせることが重要だと思います。

 

 

 

 

 

 

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