Q) 夏期講習は通常授業と違うのですか?
A) 通常期間は教科書重視で授業しており、中間テストや期末テストなどの定期テストで100点満点、自己最高得点や自己最高順位を出すことに集中しています。
講習は通常期間と同じことを同じようにやっても意味がありませんので、通常期間とは逆に、教科書を無視した内容でやります。学校の内容や学校の進度も無視し、前学年の内容などに遡ることもありますし、次の学期の内容はもちろん、上の学年の内容も学習することがあります。さらには、学校では絶対にやらない解き方とか勉強法を徹底的にやったりします。
通常期間は学校の授業内容や学校の成績を重視するのは当然ですが、学校の授業内容や学校の成績「だけ」でなく、夏休みのようにまとまった勉強時間が確保できる時にこそ、自分のためになる勉強や、将来に向けての勉強を集中的にやるべきだと思います。
受験生の場合、夏休みにどんな勉強をやったかが、秋からの受験期の仕上がり具合を方向付けます。言ってみれば、夏休みは滑走路を突っ走る期間であり、ふわっと浮き上がって高く高く飛翔するための、助走期間だと思います。ロケットじゃあるまいし、突然飛び上がることはできませんので、まずは滑走路を加速して突っ走る。お膳立ての時期だということです。
Q) 夏期講習は短時間で大丈夫ですか?
A) 31時間コースは2教科程度しかできません。しかもそれはトップレベルの人のスピード感ですので、成績が普通?の人は31時間では圧倒的に時間が足りません。5教科となると64時間以上は必要となります。
毎年のことですが、最大266時間のアンリミテッドは中3のほとんど全員が参加されており、中3以外も、熱心で賢い方は参加されています。
他人の半分の時間や労力で他人の倍の成果が欲しい、というような都合の良いことは、ありえないと思います。ライバルに勝ちたい、順位を上げて第一志望に合格したいと思うのならば、まずは他人の倍以上、勉強する覚悟が必要だと思います。
受験予備校常勝は本人のためになる勉強「だけ」を徹底的にします。雑談や無駄な時間は1分もありませんので、可能な限り長時間、講習に参加されることをお勧め致します。