ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村です。
自分自身は学習塾とか受験予備校というものに通ったことがなかったので、最初の数年間は業界で普通と言われる、クラス授業とか個別指導塾とか、色々なやり方を片っ端から試してみました。
学生時代に家庭教師のアルバイトと塾講師のアルバイトもやったことありましたけれども、いざ自分が全責任を負って塾長としてやっていくとなった場合には、何が何でも実績を出さなければならないわけですね。
そうなると、学校の真似事みたいなクラス授業にしても、家庭教師の変形バージョンである個別指導塾の形にしても、どっちにしても駄目なんじゃないかという風に考えるようになりました。
一斉指導の指導形態というのは要するに詰め込みするということで、詰め込み教育は詰め込む側からすれば効率の良いということになりますけれども、詰め込まれる側からすれば勉強嫌いになりやすいんですね。
かといって子供からの質問を待ってそれについて教えるというような家庭教師とか個別指導の指導スタイルというのは、要するに一個一個拾っていくということですから、ものすごく効率が悪いわけですね。
さらに一斉指導にしても個別指導にしても、どちらにしても、やればやるほど、子供の依存心を助長するだけになるという欠点があるんですね。
新しい環境になれば新しい人が新しい場所で新しいやり方をするわけですので、「新しい」というだけでやる気になるわけですけども、そんなものは2ヶ月程度しか賞味期限がないわけですね。
するとどうなるかと言うと、こちらの顔色を見ながらどうやってサボろうか、とか、どうやって大人をごまかそうかとか、自分で調べたり考えたりしなくてもなんでもかんでも誰かに聞けばいいやとか、そういったような悪い面ばかりが目立つようになっていていく。
その結果最初は成績が上がったように見えても、すぐに元の成績に戻ったりとか、最悪の場合には元の成績よりも悪くなってしまったりする。
じゃあどうすればいいのかと言うと、 自分から調べる自分から考える自分から答えを導き出す、そういうことにならなければ、本当の意味で成績が良くなるということはないのですね。
そうなってくると、もともと昔からある家庭教師にしても学習塾にしても予備校にしても、根本的にダメなんじゃないかということになりました。
そこでたどり着いたのが、現在のやり方なんですね。