ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
受験勉強に成功する秘訣があるとすれば、「二十マイル行進」がそれだと思います。
「二十マイル行進」とは何かというと、アメリカ大陸の西海岸であるカリフォルニア州サンディエゴから東海岸のメーン州まで、三千マイルに及ぶ徒歩横断を成功させる秘訣です。天候が良くても悪くても、体調が良くても悪くても、1日20マイル(約32km)のペースを維持して歩き続けること。これが、目標を確実に達成する秘訣だというのです。
でもこれは、南極点到達の冒険家アムンゼンの成功の秘訣でもあるのです。
冒険に限らず、ビジネスでも同じことがいえるようです。
人間が本気で行う長期戦には、共通していえることなのでしょうね。
受験勉強も同じです。本気でやろうとすればするほど、長期戦になるので、冒険やビジネスに似た様相になってくる。
今日は調子がいいから10時間勉強しよう、今日は調子が悪いから1時間にしよう、などということをやっていると、長期的には、失敗しやすいといえるでしょう。
短期間ならば、それでもいいのです。でも、数か月、数年がかりの、しかも真剣勝負であればあるほど、毎日毎日10時間勉強し続ける、という人にはかなわなくなる、圧倒的な差がつく、というわけです。
でもこれは、基本的にはキツイな、という設定でなければなりません。楽勝だな、ということを毎日継続しても、大勝利にはつながらないのですね。
基本的にはキツイな、という設定で、毎日毎日、余裕があっても無くても、体調が良くても悪くても、同じに勉強し続ける。
これができれば、大成功が可能になる、というわけですね。
受験勉強は、学んだ知識そのものだけではなく、それによって得られた経験こそが、その後の人生を生きていくために最も大事な学びなんじゃないかと思います。
そういうことの最大級のものが、「二十マイル行進」。
毎日32キロを歩き続ける。来る日も来る日も。
これが、最高の指針なんじゃないかと思います。