ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
勉強が嫌いなんです
という人がいますが、
勉強が大好きだという人の方が少数派だと思います。
みんな、勉強するよりも、
遊んでいたり、のんびりしていたり したいですよね。
でも、小学生も中学生も、義務教育ですから、勉強するのが義務なのです。
厳密に言えば「親が」義務ですが、現実的には中卒では就職もできませんから、事実上、本人にとっても義務になっていますね。
でも法律的には、義務教育の学生は、「権利として」勉強しているのですね。
何の権利?かといえば、本当は働かされる義務があるけれども、義務教育のうちは労働の義務が免除され、そのかわりに「勉強しなさい」ということになっている。
つまり、小学生も中学生も、働かなくていいかわりに、勉強が強制になっている、ということですね。
遊んでいていい権利などというのは無いのですねw。
学生は、勉強が仕事。
高校生や大学生などは義務教育でさえないのだから、本当は働いて金を稼いでこなければならない立場なわけですが、
まあ、高校はほとんど全員が卒業するのが現在の日本の現実ですから、まるで高校生も当然のように働かないで勉強することになっています。
本当は、まともに勉強しない高校生は、強制的に働かせればいいと思うんですが。
学生であれば、猛勉強するのが当たり前だと思います。
勉強がそんなに嫌いならば、すぐに働いて金を稼いでくる。
それがスジでしょう。
とはいえ、まるで運転免許みたいに、
ほぼ全員が嫌々ながら学校に行って、
できるだけ勉強しないで、学歴という免許を手に入れようとするわけですね。
そういうにニーズが高いので、塾とか予備校といった教育産業がそれに応えようとするわけですね。
働きたくないし、勉強もしたくないけれども、できるだけラクをして学歴という免許だけは手に入れたい。
そういう人が多いのでしょう。
でも。
勉強って、学生にとっての仕事だと思います。
「できるだけラクをして」なんてことを学生のうちに追求していると、
社会人になっても「できるだけラクをして」という行動は変えないでしょうね。
そういうことも少しは必要ですが、それがメインだとしたら、やばい大人になりますね。
目的達成も大事ですが、「教育」ですから、プロセスも大事だと思います。
「価値観」というのもありますね。
精進する、とか、他人の2倍頑張る、とか、あるいは
道徳みたいなものもあると思います。
失敗からも学ぶ、とか。
10代の経験や価値観は、人生を支配しますね。
人間を作る、という面があります。
そこでコンビニみたいな感覚で塾などを「利用」して結果「だけ」獲得すればいい、というのでは、まあ、ろくでもない人間ばかりが増えるんじゃないでしょうか。
学校も形骸化して久しいし、家庭教育も崩壊しているし、さらに私教育も、ですからね。
・・・たまには、評論家みたいなことも書いてみました。
たまにはいいでしょ。
今日も夏期講習です。