学校でも学校の真似事の塾でも同じですが、
分かった気分にさせるのが授業の目的だったりします。
それしか知らない場合は、分かった気分になることイコール勉強だと勘違いしていたりします。
でも、それこそ勘違いです。
極論すれば、
あなたが分かった気分であろうとなかろうと関係なしに、
具体的に正解が書けるのか?言えるのか?が問題なのです。
あなたが本当に理解できているかどうかは、簡単に識別できます。
自分に質問すればいいのです。
「それってどういうこと?」と。
誰もが納得できるような答えを言えるか書けるかしなければ、
あなたは「本当は分かっていない」ということです。
さらに、
すぐに覚えたつもりのことは、
すぐに忘れるという法則があります。
苦労して記憶に焼き付けたことは、簡単には忘れません。
お手軽に分かった気分になったことは、
一晩寝たら忘れるのです。
学校でも学校の真似事の塾でも同じですが、
分かった気分になることが勉強なのだと勘違いしているとしたら、
あなたの成績は変わらないでしょう。
せいぜい、誤差の範囲内に収まるだけです。
もし本気で成績を良くしたいと思うのであれば、
行動レベルを変えなければ変わりません。
そのためには、
まずは基準そのものを上げなければ行動は変わりません。
10年以上、人間をやってきたのだから、既に強固な思い込み・信念・基準が出来上がっています。
強い決意で、その基準そのものを変えないと、行動は変わりません。
行動が変わらなければ結果は変わりません。
あなたの「分かった気分」とは実は「分かっていない」です。
あなたに質問すればバレます。
本当の理解とは、かなり後からやってくるものです。
お手軽に得たような「気分」のものは、
お手軽に失います。
本当に結果を変えたいのならば、
行動を変えて下さい。
同じ行動を続けるならば、
同じ結果が出続けるだけです。
夏期講習