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ダーウィンの進化論の意味

ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村です。

 

早い中学校ではもうテストが終わって、ぼちぼちと満点取ったといったようなテスト結果が戻ってきているようですけれども、遅い中学校では来週が二学期の期末テストになりますね。

 

中学校2年生の2学期の期末テストの理科の出題範囲は進化でした。 魚類が両生類に進化して両生類が爬虫類に進化して爬虫類が鳥類や哺乳類に進化して哺乳類が進化したその最高レベルが人間だという、いわゆるダーウィンの進化論ですね。

 

ダーウィンの有名な言葉に「個体発生は系統発生を繰り返す」というのがありますけれども、 私という人間はお母さんのおなかの中で単細胞生物から多細胞生物に進化して、魚みたいな形からおたまじゃくしみたいな形に進化して 、さらに爬虫類か原始的な哺乳類のような形になって、しっぽが取れて人間のような形になってから生まれてくるのだ、というのですね。

 

つまり私という一人の個体が超高速で進化のプロセスを繰り返す、というようなロマンがある話なわけです。

 

小学校では魚とか鳥とか人間とかいろんな動物がいるよねで話が終わるわけですけれども、中学校では実はそれは進化のプロセスそのものなのだ、ということを学ぶわけですね。

 

ところが不思議なことは、人間は万物の霊長なのだというところで話が終わってしまうということです。

 

どういうことかというと、脳みそが大きくなりすぎてしまったというわけで、未完成な状態でお母さんのお腹からこの世に生まれてくるわけですが、生まれてきた段階ではまだ人間になりきっていないわけですよね。肉体的には人間として生まれてくるわけですけれども肝心な脳みそが人間としては不完全な形で生まれてくるわけですね。

 

まずは手足を自分の思うように動かすことさえもできない状況で生まれてくるわけです。うんちやおしっこも自分の意思ですることもできない状態です。まあ人間としては不完全な状態ですね。そのまったく無力な赤ちゃんにつきっきりでお母さんが子供を人間らしくしていくわけですね。

 

つまりハードウェアとしての人間は赤ちゃんの時からできているわけですけれども、ソフトウェアとしての人間は生まれた後に教育によって作られるということですね。

 

人間の脳みそは3層構造になっていて、一番内側が爬虫類的な脳の機能を受け持っていて中間的な部分が哺乳類的な脳の機能を持っていて、そして一番外側の部分が人間にしかない機能を持っている、ということになっていますけれども、赤ちゃんが生まれた時には脳みその三層の連携が取れていなくて、まずはその3層の連携をとっていくプログラムが構築されて、いちばん外側の人間しかない部分は、生まれた後にものすごく長い年月をかけてプログラムが構築されていく、 ということが今や定説になりつつあるようですけれども、そういう脳の機能に関しては中学校では勉強しないのですね。

 

でも本当に大事なのは、魚が両生類に進化して両生類が爬虫類に進化して爬虫類が鳥類と哺乳類に分かれて哺乳類が進化して人間になったのだということを理科で勉強するだけではなくて、保健体育でお母さんのおなかの中で受精卵が胎児になって人間の形になってから生まれてくるということを勉強するわけですから、 そんなに難しい内容ではなくて中学生でも理解できる程度の知識なわけですから、脳の構造自体も中学生のうちに連携して学んでいくべきではないのかと思います。

 

つまりダーウィンの「個体発生は系統発生を繰り返す」と言う進化論の考え方は、ハードウェアの面 だけではなくて、 脳みその中に書き込まれたプログラムと言うソフトウェアの面についても、 個体発生は系統発生を繰り返すのだと言える、というところまで学んでおくべきだと思います。

 

人間としてこの世にデビューしてから、 人類がたどってきた歴史を超高速で繰り返すことが幼稚園小学校中学校と勉強していくということなので、 勉強を止めてしまうということは進化を止めてしまうということだ、という結論になりますよね。

 

就職のために高校に行く、その高校に行くために受験勉強をする、ということはありますけれども、そもそも何のために勉強するのかという根本的な部分については、小学校5年生ぐらいになれば理解できるわけですから、小学生のうちに教えておくべきだと思います。

 

生まれた瞬間には自分の手足を満足に動かすこともできなかった状態からスタートして、 最低限人間らしい行動ができるようになってから幼稚園小学校中学校と勉強を進めていくことによって、 15歳になってやっと日本人として最低レベルのプログラムがインストールされた人間が作られるわけですね。

 

でも高校受験の勉強もまともにしないとどうなるかと言うと、 日本人として最低レベルの状態で進化が止まるということになるわけですね。まあいってみれば猿がホモサピエンスに進化したというところで進化を止めて満足しちゃった、 という状態なわけですね。

 

勉強しないと猿に近い状態のままで進化が止まるということですね。

 

高校受験に成功して合格して高校に入学してからも受験時代の勉強を継続するならば、 そこで進化が止まらないで進化を続けて、大学に合格できるレベルを突破するという進化を遂げるわけですね。

 

さらに大学に合格した後も勉強を続けるならば進化は止まらずに、例えば就職の段階でも必要な勉強を続けるのならばさらに進化して、あるいは昇進とか転職とか人生のあらゆる面でも進化を続けていく、つまり生きている限り進化が続いていく、 ということになると思います。

 

魚の段階で進化を止めれば魚のままですけれども、もしも空を飛びたいという願望を抱いて鳥になりたいと鳥になるための進化を続けたとするならば、 もしかしたら例えばトビウオみたいな進化がありうるのですね。

 

でも、マグロみたいな魚に食べられる恐怖から逃れ生き残るために海面すれすれを飛ぶトビウオのことを考えると、 命の危険と言った理由がなければそもそも進化するわけがない、 ということが言えるわけで、 進化するための勉強もものすごく強烈なモチベーションがなければ継続できるわけがないわけですね。

 

あるいは水の外にいる美味しそうな虫を何としても食べたいと言うテッポウウオのことを考えると、 生き残るために何が何でもあれが食べたいといったような強烈なモチベーションもあるわけですね。

 

爬虫類が鳥類に進化した理由も、美味しそうな餌に跳び掛かっているうちにその動作が鳥の羽になった、というのですね。

 

要するに現状がものすごく嫌だ、 この状況を何が何でも改善したいという切迫したモチベーションか、あるいは、ものすごく美味しそうな餌を何が何でも獲得したいという強烈な欲望 がなければ、そもそも進化は起こらないわけですね。

 

受験勉強を頑張る理由もそういうことだと思うのです。 小学校の現状がものすごく嫌だ、中学校の現状がものすごく嫌だ、といったことは強烈なモチベーションになり、その不快な状況が進化を起こす原動力になるのですね。

 

あるいは、水戸一高に行けば 素晴らしい高校生活が待っている、水戸一高に行けば素晴らしい同級生達が待っている、水戸一高に行けば 大学受験のための素晴らしい環境が待っている、といったようなものすごく美味しそうな餌・報酬がイメージできれば、それに対する勉強が継続できて合格という進化を達成することが可能になるのですね。

 

進化のプロセスというのは長期間の努力を継続した結果、臨界点に達すると、一気にステージアップが起こる、ということのようです。 言ってみれば、潜伏期間があってその潜伏期間の間は表面的には変化がないように見えるけれども、 傍から見ていると突然、 変異が起こるように見える、というわけですね。

 

ということで、ダーウィンの進化論は魚が進化して人間になったという話で終わるのではないのですね。本当の進化論の結論は、人間として生まれたあとも死ぬまで進化は続いているのだ、ということだと思います。

 

もしも進化を望むのならば、ですが。もしかしたら人間バージョン1.0が人間バージョン2.0にバージョンアップできるかもしれないわけですね。

 

もちろん、進化しないという選択をすることもできるわけですが。 俺は魚のまんまでいいよ、という選択もあるわけですからね。魚である本人はまあ、幸せかもしれませんね。

 

でも、中学生の時というのは第二次性徴で肉体的に大人の状態になるという、劇的な変化を遂げる時期ですから、肉体的な外見的な劇的な変化だけではなくて、脳みその中のソフトウェアレベルの劇的な変化もまた遂げやすい、進化しやすい時期にはあるのだ、 ということは言えるでしょうね。

 

中学生の時というのは魚が両生類に進化する大チャンスだと。

 

高校生の時というのは両生類が爬虫類に進化する大チャンスだと。

 

大学生の時というのは爬虫類が鳥類に進化する大チャンスだと。

 

そういう、個体発生は系統発生を繰り返すような進化を続けていく 、最初のステップが10代前半の、小学校高学年から中学生 の時期に当たるのですね。

 

進化を止めるか、それとも進化を続けるか。

 

こういう話は小学校高学年から中学生くらいの知能があれば理解できるわけですから、 ダーウィンの進化論の結論ということで、塾生にはこんな話もしているのです。

 

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