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テスト 中学 考え方 通常授業

ゴルゴ13

ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾

受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。

 

ゴルゴ13

って、知っていますか?

 

凄腕のスナイパー

狙撃の技術を持った日本人が

ライフルなどを使って

見事に、一撃で仕留める、

といった内容の劇画・漫画です。

 

一発の銃弾で、

複数の人を狙い撃ちする。

 

他の誰も狙えない

たとえば数百メートル先の相手を

一撃で倒す。

 

そういう、狙撃・スナイパーの話ですね。

 

 

山猫は眠らない

という、狙撃を題材にした映画もありましたが、

 

驚異的な命中率の狙撃手は、

他の誰にもできない攻撃ができる、

ということで、

名人芸の世界なのですね。

 

座頭市は居合の達人の物語で、

あれも面白いですが、

 

狙撃の達人の物語も、

夢があって、

面白いですね。

 

 

ところで、

なぜ、ゴルゴ13の話などしているのか?

というと

 

勉強でも、同じことが行われようとしているから です。

 

どういうことか?

というと、

 

一発の銃弾で、

複数の敵を倒す。

 

数百メートル先の敵を、

一撃でやっつける。

 

そういうことって、

「不可能だから」

面白いし、ロマン・夢があるのですね。

 

で、そういうことを、

勉強の面でも、

やろうとしている人がいるのです。

 

 

・・・どこに、そんな「ありえない」ことをやろうとしている人がいるのか?

というと、

あちこちに、いるのです。

 

・・・って、どういうことか?

というと

 

1問の解き方を教えてもらったら、

いきなり、命中しまくる、

というような、世界です。

 

進学塾とか、学習塾とか、個別指導塾とか、家庭教師とか、

要するに、

分からない・できないところだけ教えてもらえば

次々に命中できる、

というような考え方・やり方が、

かなり一般的に、

行われていますよね。

 

それって、まるで

ゴルゴ13みたいに、

一発の銃弾で敵を複数倒す、

みたいな世界だ、

と思うのです。

 

 

私は、

毎日新聞社の時代に、

海外旅行先で、

実弾を撃ったことがありますが、

まったく当たりませんでした。

 

警官だった頃も、

拳銃を撃ちましたが、

まあ、当たりません。

 

もちろん、たまには当たるので、

何とか警察学校は卒業できましたが、

私の腕が悪いというよりも、

本物の拳銃というのは、

そんなに命中しないのです。

 

その経験から、

映画やドラマで命中しまくるのが

いかに、嘘なのか、

実感があるのです。

 

バンバンバーン・・・

敵がバタバタバタ・・・

って、実際は、無理ですね。

 

そんなに簡単に命中しないからこそ、

狙撃手は凄いのであって、

オリンピック競技になっていたりするのです。

 

名人芸の世界だ、

凡人には無理だ、

ということですね。

 

 

一発の銃弾は、

そう簡単には、当たらない。

 

じゃあ、

現実の戦争ならばどうすればいいのか?

というと、

本当は、

爆撃とか、マシンガンを使うわけです。

 

爆破するか、

連射するか。

 

そうでなければ、

実践的ではないのです。

 

拳銃みたいなものは、

至近距離でもなければ、

命中しないから。

 

ライフルでも同じことで、

だから実際には、

散弾銃みたいなものを使うのですね。

 

点では当たらないから、

面的に攻める、

のですね。

 

 

で、そのことは、

勉強でも同じなのです。

 

一問で、

命中する、

というのは、

ほとんど漫画です。

 

実戦的には、

爆破するか、

自動小銃・マシンガンを使うように、

周囲を総なめするか、

あるいは周囲を連射する、

ということになるはずです。

 

一撃必殺

とは、ならないのです。

 

点では当たらないから、

面的に攻める。

 

それが現実的です。

 

 

予想問題が当たりました!

というのは、

100発撃ったから、

そのうちの数発が命中した、

というのが本当で、

 

3発しか撃たないのに

その3発全部当たった、

とうことは、

ありえないのです。

 

 

受験勉強も、

同じです。

 

狙撃手のように振舞おうとしても、

現実は、

滑稽なだけです。

 

実際の戦いでは、

マシンガンか、

爆破のように、

撃ちまくるか、

周囲を完全制覇するか、

いずれかだと思います。

 

ゴルゴ13みたいな

名人芸的に見事な的中率

などというのは、

漫画・マンガ・劇画・映画・物語・ファンタジーだから

面白おかしいわけで、

 

ハリーポッターが100%嘘だからこそ楽しいように

現実には無いことだから、

楽しめるのです。

 

 

娯楽ならば笑って済ませますが、

 

これからの人生がかかっている、

高校受験に真剣に挑もうとしている中学生に、

まるでゴルゴ13みたいなことを信じ込ませようとするのは、

犯罪的でさえ あると思います。

 

ありえません。

 

とんでもないことです。

 

一撃で100%命中させる、

といったことは、

ありえないんだよ、

と、教えてあげることが必要だと

私は思います。

 

 

現実は、

外して、間違えて、ミスして、

苦労して、悩んで、右往左往して、

で、やっと、当たる、

そういう感じだと思います。

 

ゴルゴ13の真似をしようとしても、

あなたには、できない。

 

 

もしも本当に勝ちたい、

うまくいきたい、合格したい、

というのならば、

自動小銃・マシンガン・爆弾

そういった発想で、

勉強していくはずです。

 

 

受験を戦いととらえるか、

そうではないと捉えるか、

それは、自由です。

 

でも、戦いだと定義し、

それにどうしても勝ちたいのだとしたら、

一撃必殺!

みたいなことは、

考えないはずです。

 

荒唐無稽だから。

 

3問分かったら、

3問命中!

って、天才ですか??

 

 

あなたの勉強は、

ゴルゴ13みたいですか?

 

一発の銃弾で3人倒す、

みたいなことを

考えていませんか?

 

 

 

 

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