ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾 受験予備校常勝の吉村仁です。
インターネットとスマホの情報洪水の時代には、
「いかに情報を取捨選択するか?」が、死活問題となります。
情報が多すぎるとどうなるか?というと、
脳がフリーズしてしまうのです。
考えるのを止めてしまうのですね。
そういうことは、
しょっちゅう行われていると思いますが、
「いかに情報を取捨選択するか?」
つまり、必要ではない情報を捨てて、捨てまくって、
必要な情報だけを取り出して、
それを編集するという、
編集力が、大事なのですね。
ところが、
一つひとつは必要な情報であっても、
その組み合わせの仕方によっては、
全体としての意味が変わってしまうわけで、
同じ情報でも編集によって、
アウトプットが変わってしまう、
そういう危険性が増すことになるのですね。
恣意的になってしまう。
「いかに選ぶか?」
「いかに並べるか?」
といった編集の能力こそが、
どんどん重要度を増していくのだろうと思います。
学習指導要領でも、
そういった訓練を学校教育の中でやっていくべきだ、
という主張がありますね。
学校教育のカリキュラム作成そのものも、
まさに編集能力そのものですよね。
というわけで、
勉強する内容そのものについては
地域別、学校別、個人別、つまり全部ばらばら、
というのが文部科学省の今後の大方針のようですから、
筋肉を使って生きていこうとする場合はそれなりにテキトーに、でいいでしょうが、
アタマを使って生きていこうとするのであれば、
情報の編集能力を制する者が勝者になる、
というのが、
少なくとも学校教育プログラムの大枠になるのでしょう。