ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾
受験予備校常勝の吉村仁です。
ホームランが打ちたいんです！
という 人がいます。
他はどうでもいいから、
とにかく、ホームランがいいんです！
・・・・と言う。
なるほど、ホームラン、
かっこいいですよね、
痛快です。
でも、いきなり、
打てるように、なりますか？
その前に、
ヒットは打てるんですか？
まさか、バントは
できますよね？
・・・ということで、
初心者なのに、
いきなりホームランが打ちたい！
と叫んでも、
そうは簡単に、打てませんね。
教えても、
無理ですよね。
でも、
勉強のことになると、
急に そういうことが、
分からなくなる人が いるのです。
なぜか？というと、
幼いころから勉強をしてきたので、
自分は ずっとやってきた。
だから、ホームランの打ち方だけ、
教えてもらいたい、
ということ なのですね。
でもね。
今までやってきた勉強は、
今までの点数にしかならない、
勉強だったのです。
と いうことは、
まあ、ヒットもまともに打てない練習をやってきた、
という状態だ ということ。
で、ヒットもまともに打てない練習をやってきて、
いきなり、ホームランをばんばん打てるように、
なりますか？
キャッチボールもまともにできないのに、
華麗なプレイがしたいんです！
と、騒いでも、
まあ、まともなコーチならば、
まずはキャッチボールが もともにできるように しなさい、
と、言われるのではないですか？
どういうわけだか、
野球ならば そういうことが分かるのに、
勉強になると、
分からなくなてしまう人が いるのです。
おかしいですよね。
指導する側も、
まあ、小学校から中学校、
最近は大学までも
全員 経験があるので、
そんなの誰でもできる、
と、思うのでしょうか。
教員免許も無いような人ならば、
そう思っても、
仕方が無いかもしれませんね。
基礎が無さすぎるから。
経験が、無いから。
見えない というわけですね。
勉強も ほかのことと同じで、
まずは、基礎体力をつけましょう。
基礎をマスターしましょう。
基礎練習といっても、
やり方がありますね。
そこから、やりましょう。
そして、ヒットを上手に打てるようになりましょう。
その前に、キャッチボールの練習かな？
で、そのあとに、
ホームランが打てるようなテクニック、
という 順番じゃ ないでしょうか？
武道だったら、
白帯の人が
五段が欲しいんです！
などと騒いだら、
投げ飛ばされますよね？
と、いうよりも、
笑い者にされますよね。
人間がやることだから、
勉強も、
同じようなステップになる、
と思うのです。
・・・顔は要らないから、
耳だけが 欲しいんです！
・・・って、あほか。
まあ、道理とか、筋道って、
ありますよね。
十代で学ぶべきことって、
そういうこと じゃないですか？