例えば、水戸1高などの県立高校に合格するためには、教科書の範囲を丸暗記できる程に100%にしてしまって、後は徹底的に訓練すればいいだけなのです。
ですから、こちらから一方的に詰め込んであげれば
短期間で合格できるレベルにすることは簡単です。
ですが、ここで1つ、大きな問題があります。
テストを点数を頑張って上げて、水戸一高、緑岡高校、水戸二高、日立1高などに
合格した瞬間に、勉強を辞めてしまう子がいます。
なぜそうなるのかと言うと、受験直前期だけ急激な勉強をしたため、
勉強そのものが嫌になってしまったからです。
急激に詰め込んでやってしまったので、反動が来てしまったのですね。
一時的なことならばいいですが、そのまま沈んで行ってしまう人も多いんですね。
進学校に入学すると入学式から大学受験の話が始まります。
入学した瞬間から大学受験がスタートするのです。
それなのに、たかだか高校に合格した程度で勉強を止めてしまう人がいるのです。
高校受験だけに集中したことで
勉強をやめてしまった生徒に訪れる末路とは!?
高校受験だけしか見ておらず、勉強をやめてしまった生徒は
残念ながら、次の大きな進路の岐路の1つである
大学受験の第一志望校に合格できる確率がグッと大きく下がってしまいます。
何故なら、大学受験の勉強というのは
高校受験の勉強の3倍から4倍ぐらいの分量があって、さらに
義務教育のレベルではありませんので、どの教科も勉強内容自体が難しいからです。
言ってみれば、ハードルが3〜4倍の高さに上がったということで、高校に入学して夏休みまでの最初の段階でトップレベルの人は、そのまま固定されると言われています。
特に学年10番以内で入学した人は、ほとんどの人が高校卒業するまで10番以内をキープして、その高校の中でのトップの大学に現役で合格することになるのです。
そういう意識が高い人は、高校受験の直前だから勉強したということではなくて、 小学生や中学生のうちから大学受験を想定しているので、高校受験の直前だから猛勉強をしたというわけではないのです。
だから、彼らは高校受験が終わっても反動などは全くありません。
高校受験に合格してもすぐに勉強をスタートして、特に東京大学に現役で合格するような人というのは、ゴールデンウィークまでの期間に今年度で勉強する数学の内容を全部勉強してしまうと言うのです。