ひたちなか市の個別指導塾・進学塾・学習塾 受験予備校常勝の吉村仁です。
1月25日は水戸啓明高校と水城高校と茨城キリスト教大学高校の合格発表でした。
数年前は、ひたちなか市や那珂市の塾生で茨城キリスト高校を受験する人がけっこういたのですが、去年も今年もいませんでした。
少子化の影響なのか、ひたちなか市や那珂市の高校受験の中学生は、どんどん県庁所在地の水戸市に集中しつつあるんでしょうか?
大学受験も高校受験も年々、受験圧力が下がってきているので、一極集中の傾向にあるのかもしれないですね。
大学で言えば東京の有名大学ばかり志願者が集まって、地方の大学は国公立大学を除いて私立大学はどこも苦戦の傾向にある、ということでしょうか。
それと同じことが、高校入試でも狭い範囲で起こっているのかもしれないですね。
一極集中の結果、勝ち組と負け組がものすごく鮮明に分かれてきている。
水戸市周辺でいえば、JR水戸駅から一番近い私立である水城高が独り勝ちで、あとはみんなで分け合っている、みたいな構図になっています。
水城の一人勝ちです。
中学生一人2万円の入試代で、たった3教科のマークシートで、5000人ということは、1回の入試で1億円の売り上げなわけですから、そりゃあ、立派な校舎も建ちますよね。
入学者もたくさんいるわけで。
私は個人的には水城が一番いいとは思っていません。
他の私立高校も水城に負けず劣らず良いと思いますが、県立高校ならば水戸駅などから遠くても「仕方がない」と思うのに対して、私立高校の場合は、やっぱり駅から遠いと敬遠されてしまうんですね。
本命か、滑り止めか、の違いですね。
あらためて、水戸周辺というのは、県立ファーストなんだな、と思います。
その結果の、水城の独り勝ちなんですね。
考えてみると、水戸一高のステータスは相当あって、水戸二高も昔のトップ女子高だった名残で、根強いものがありますね。
緑岡高も、ひたちなか市や那珂市からは遠いですが、水戸一高や水戸二高ほどの歴史は無いにしても、やっぱり偏差値64以上が必要になるような優秀な県立高校なので、駅から遠くても、根強い人気がある。
水戸桜ノ牧高校は新しい学校なので、見事に、歴史の古さの順番が、合格難易度になっているのですね。
他の都道府県ではナンバーではなく地名のようですが、1、2、3というふうに県立の学校名にナンバーが入っているのは、茨城県と岩手県ぐらいなものかな?
ネーミングからしても、公立王国なんだな、と、つくづく思います。
その隙間を埋めるのが私立で、かつては茨城高校にステータスがありましたが、中学入試を重視するようになってからは、中学受験者だけのステータスになった気がします。
結果、マイナーになってしまった。
その結果、メジャーな私立は、水戸駅から一番近い水城高になった。
啓明高だってキリスト高だって良い学校なんですが・・・
教育改革で、これから、どう変わっていくのでしょうか。
2019年度は中学生の教科書が変わりますね。
2020年は大学入試制度が変わりますが、高校入試も数年遅れで同様に変わるのでしょう。
まあ、長年やっていると、コロコロ変わるなあ、というのが正直な感想ですね。
でも、制度や世の中がどれだけコロコロ変わっても、受験予備校常勝のポリシーは変わりません。
ウワッツラでなく、どれだけ世の中が変わっても変わらずに、一生役に立つような、子どもが将来世の中で活躍できるための、本物の学力を養成する学習教室なのです。
それは、一貫しています。
信念ですからね。
ぶれようがないんです。