塾長は、中学受験での挫折や中学時代の低迷を経験しながらも、常勝のメソッドで劇的な逆転劇を演じた「Kくん」の事例を通じ、**「過去の成績に関わらず、正しい環境とやり方で人間は変われる」**という真実を伝えています。
1. 中学時代の「どん底」の状態
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中学受験の失敗: Kくんは中学受験に失敗し、地元の中学校に進学しました。
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劣等生としての生活: 中学校ではいわゆる「劣等生」で、通信簿はオール2に近い状態(2と3ばかり)。交友関係の影響もあり、およそ進学校を目指すような状況ではありませんでした。
2. 常勝との出会いと「覚醒」
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数学からの突破: 受験予備校常勝に入塾後、塾長が提唱する「サムライ昇龍合格術」を実践。特に数学において爆発的な伸びを見せ、周囲が驚くほどの難問を解けるようになりました。
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波及効果: 数学での成功体験が自信となり、他の教科(英語など)もそれに引き上げられる形で成績が向上。単なる点数アップを超え、学習に対する姿勢そのものが変わりました。
3. 逆転合格への軌跡
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私立でのトップ合格: 中学校の内申点が低すぎたため、県立高校(水戸一高など)の入試は不利と判断し回避。しかし、水戸葵陵高校の入試では、学力のみで評価される**トップレベルの特待生(最高ランク)**として合格を勝ち取りました。
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大学受験での成功: 特待生として進学した高校でさらに猛勉強を継続。最終的には、国立の筑波大学に現役合格するという、中学時代の成績からは想像もつかない「下剋上」を成し遂げました。
4. 結論:Kくんの話が教えること
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短期ではなく永続的な成長: 常勝の指導は、単にテストの点数をその場凌ぎで上げることではなく、本人のレベルそのものを永続的に引き上げることにあります。
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躾と環境の力: どんなに成績が悪くても、あるいは道から外れそうになっていても、プロの「型」に自分を合わせ、徹底した反復を行う環境があれば、人生はどこからでも変えられるという内容です。
一言でまとめると: 「中学受験に失敗し、通信簿オール2レベルの劣等生だったKくんが、常勝で数学の才能を開花させ、私立高校のトップ特待合格を経て筑波大学現役合格を掴み取った。この話は、過去の失敗や現在の点数に関わらず、正しい戦略と素直な実行があれば『必然の逆転』は可能であることを証明している」という内容です。
ある寒い日のことでした。両親に連れられてK君は塾にやってきました。一年以上ある塾に行っていたということですが、そこの塾は授業がうるさくて成績も伸び悩んでいるので、どこか他の塾を探しているとのことでした。
試しに英国数3教科のテストをやってみましたが、平均点ぐらいの点数でした。 どの教科も特別悪い点数ではありませんでしたが、良い点数というわけでもありません。偏差値で言えば50前後といったところでした。
そこで改めて両親に確認すると、できれば水戸一高に入りたいと言うのです。 もしかすると水戸一高のレベルを知らないのではないかと思い、水戸一高に合格するためには偏差値で言えば70以上が必要ですよ、学校の順位で言えば10番以内の成績が必要ですよ、とお話ししましたが、両親は今まで通っていた塾でそういうことは知っているようでした。
でも具体的に偏差値70以上になるためにはどうすればいいのか、具体的な指導がその塾ではなく、このままでは学校の成績も塾テストも状況が変わらないのではないかと不安に思い、今までやっていた塾をやめる決意をしたというのです。
K君は小学生の時に中学受験をしたとのことでした。でも残念ながら競争率が厳しすぎて合格できなかったので、地元の市立の中学校に入学して、 近所の中学校なのだから上位の成績を維持できると思っていたというのです。
ところが中学校に入学してからというもの、部活部活で、中1の最初の頃は成績が良かったのですが、どんどん成績が下がっていき、気づけば平均点ぐらいの成績になってしまったというのです。
小学生の時は本人の意思ではなくて、親が強制して中学受験をさせるということが多いようですけれども、合格できても不合格になっても、いずれにしても中学校に入学した後その反動がやってきて、急激に勉強が嫌になる子が多いのです。だから、ああ、 K 君もそういうことなのかとすぐに納得しました。
「うちの子大丈夫でしょうか」ご両親が心配そうにしていたので、「今までそういう子はたくさん見てきましたから大丈夫ですよ」と励ましました。
入塾して具体的な指導が始まりました。実際に指導してみると、理解力が悪いわけでもなくやる気が特別ないわけでもないのです。 私の前ではバリバリ勉強している様子でしたが、どうも何かがおかしいと感じるようになりました。そこで K 君に聞いてみると、親のチェックが厳しいというのです。
あれはやったのかこれはやったのかという具合に、学校のことも塾のことも 取り調べでもしているように親が聞いてきて、本人は勉強しているのに「勉強しなさい勉強しなさい」とあまりにもうるさいので、 家に帰ると勉強する気がなくなるというのです。
小学生のうちは体も小さいので、親に反抗するとご飯を食べさせてもらえないということで親に従っている場合が多いのですが、中学生になって体がどんどん大人に近づいてくると、なんでこんなに強制されなきゃいけないんだろうという風に反抗したくなる場合が少なくないのです。
K君に聞いてみると、そもそも、本当のところは「勉強する意味がよくわからない」ということでした。
そこで私は何のために勉強するのか何を目指すべきなのか将来どういうことを目標にするのか、といった根本的なところをK君に話ししました。
本人もお父さんも、塾の方針に納得してくれているようでした。
一方、お母さんは塾の指導に対して疑いを持っているらしく、このままの調子でやっていくと本当に成績が良くなるのだろうかというように、電話やメールや、とにかく頻繁に 塾に質問してきました。
今までずっとやっていた一般的な塾のスタイルとはだいぶ違っていたので、お母さん本人が子供の頃にやっていた勉強とも違っていて、受験予備校常勝の方針に確信が持てなかったようなのです。
それでももし塾を信頼していただけるのであれば、可能な限り長時間塾においでになって滞在時間をできるだけ増やしてもらえるようにお願いしました。受験予備校常勝の時間設定は、時間数を2倍にしても月謝が2倍になるとかいうことではなく、時間数を4倍にしても実は月謝はあまり変わらないという時間設定になっているので、テスト代ぐらいの費用でいいのですから、とお願いしたところ、納得してくれました。
自宅では親に見張られている状況になってしまうので、 小学校時代からのトラウマなのか、K君の勉強がはかどらなかったようなのです。でもだんだん塾の方針や勉強のやり方にも慣れてきて、塾ではのびのびできたようでした。
すると、多少の上がり下がりはありましたが、順調に総合的な成績が上がっていくようになりました。
中学校3年生の後半では、学年5番以内に入れるようになりました。 受験の直前になってついに水戸1高に合格できる成績になったのです。
Kくんのような人は、毎年たくさんいます。