ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
テスト勉強も受験勉強も同じですが、2種類の勉強がありますね。
一つは、まだできていないであろう問題ができるようになる勉強です。
解き方が分からなければ、分かるようになること。
解き方は分かるような気がするけれども正解できない場合は、正解できるようになるまで練習すること。
本当は分かっていなかったのですね。
この二つが学習塾や個別指導塾の主な内容ですね。
でも、大事なことがもう一つありますね。
それは、解き方が分かるし正解できそうな気がする問題を、ほとんど自動的に正解できるまで鍛錬することです。
義務教育の段階は、こっちの方が重要だと思います。
自動化、つまり潜在意識のレベルになるまで訓練すること。
そういう訓練ができていなければ、高校に行ってからの大学入試に向けた受験勉強が十分にできない、という状況になってしまいます。
本当に覚えるまでやる。リアルに正解できるまでやる。そんなことは、当然のこと。
ミスした時間が足りなかったど忘れした・・・などと言い訳しているようでは、「その程度」ですね。
大学受験する高校であれば、中学校の3倍以上の勉強内容が必要になります。しかも、その内容自体が難しいですね。
中学生までに自動化、つまり潜在意識のレベルになるまで訓練するような勉強ができていなければ、高校入学後に大学受験で勝ち目がないのは当たり前です。
レベルが違うわけだから。
中学生までは基礎の徹底が大事だ、と言われますが、それは、そういうことだと思います。
自己満足で「〇〇のつもり」じゃあ、世の中通用しないのですね。
義務教育のシステムは、よくできているなあ、と思います。