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難しい問題から先にやるのか簡単な問題から先にやるのか

ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。

 

勉強する時にしても、テストで問題を解くときにしても、難しい問題から先に取り組むべきなのか、それとも簡単な問題から先に取り組むべきなのか、中学生は受験そのものは初めての経験ですから、悩む人もいると思いますけれども、簡単な問題から先に取り組むべきだというのが結論になると思います。

 

なぜかと言うと、簡単な問題の方が悩んでいる時間がありませんから、すぐに覚えられるし問題を解いても正解できる状態になりますよね。それに対して、難しい問題というのは、まずは納得がいかなかったりして理解するだけでも時間がかかってしまったりします。その上、理解できたとしても、正解に至るまでの時間がずいぶんかかってしまうということがありますから、まずは攻略しやすい簡単な問題の方を確実に正解できるような状態にしておくことが最優先だと思います。

 

普段の勉強についてもそういうことですけれども、特にテスト中は、必ずしも問題の順番に解く必要はなくて、まずは簡単に得点できるところから確実に正解しておくというのが高得点をたたき出すための秘訣です。

 

特に数学ではそうですけれども、確実に簡単な問題というのがありますので、その問題を300%正解である状態にしてしまうことで、まずは精神的な余裕が生まれます。それだけではなくて、時間的にも余裕ができることになります。

 

その上で、難しい問題に腰を据えて、じっくりと取り組む。そうすることで、自己最高の得点が出しやすくなります。

 

受験レベルの問題になると、難しい問題で正解率が2%などというような問題がありますから、そういう問題は最後に取り組むのが堅実だと言えるでしょう。

 

正解率が低いいわゆる難問というのは、それに取り組んでいるとまるでハイレベルな勉強をしているかのような気分になれますから、実力がない人に限ってそういう問題をやりたがることがありますね。塾や予備校などもそういうことはわかっていますから、生徒が喜ぶような正解率が低い難問を得意になって授業をしたりします。何を隠そう私も昔はそうでした。でもそういうのは自己陶酔であって、水戸一高のトップ合格を狙うような人だけに必要だと言えて、99%の人に必要なのは、そこそこ難しいぐらいの問題にいかに正解するかということなのです。

 

それどころか偏差値50ぐらいまでの学校に合格したい人の場合はいわゆる難問を解く必要さえもないと言えるでしょう。いわゆる簡単な問題がどれだけ正解できるようになるかということが、偏差値50ぐらいまでの学校に合格したい人の場合は最も重要です。

 

ということで難しい問題から先にやるのか簡単な問題から先にやるのかと言うと、偏差値50ぐらい、偏差値60ぐらい、偏差値70ぐらい、といったように、学力によって比重をかける内容は違いますけれども、総合的に言えることは、簡単な問題から取り組むべきだということです。

 

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