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茨城県立高校入試は100点を獲るマシーンになりましょう

ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。

 

テレビなどで学校のよくある風景として、

「はい、ここテストに出ます」

というのがありますよね。

 

なるほど先生がそういうのですから、確かにそこはテストに出やすいのでしょう。

 

私が受験生の時も「出る順英単語」というのを使った覚えがあります。

 

出題されやすいところだけ覚えていくというのは合理的なようにも思えますよね。

 

太字で書かれたことや大事なことだけ覚えれば、テストの点数は良くなる、という考えはある程度までは正しいと言えますが、厳密に言えば、間違っています。

 

なぜかと言うと、それはテストで70点ぐらい取れればオッケーだというような考え方だからです。

 

100点をとるための考え方ではないんですね。

 

大学入試のレベルであれば、東大の受験生でもなければ正解率90%以上というのは相当難しいことですから、ほぼ全員の受験生が5割から8割ぐらいの正解率を目指すわけで、

7割前後の正解率を想定するというのであれば、出題されやすいところだけ勉強していくといった考え方は、重要かもしれません。

 

でもそれは、 中学校レベルの3倍以上の大量の記憶を必要とする場合、あるいは相当頭の良い人でもなかなか理解が難しいような、大人でも難しく感じるような問題であれば、相当な労力とか時間が必要になってきますから、大学入試のレベルでは重要かもしれませんが、

 

問題は、高校入試のレベルもそうなのか?ということです。

 

高校入試のレベルというのは全国で全く同じ内容をやっている義務教育の教科書のレベル、つまり真面目にやればほとんど誰でも理解できてほとんど誰でも覚えられる程度の量の勉強内容なのです。

 

大学入試のレベルと高校入試のレベルは根本的に全く違う。

 

それなのに、まるで同じであるかのように扱われているのが非常に滑稽な話です。

 

大阪府のように、義務教育の教科書のレベルでは到底、トップレベルの公立高校に合格することは難しいというような、都道府県立の高校入試の問題であっても学校ごとに独自の問題を出題しているような場合は、そのレベルに応じた対策を考えなければなりませんが、

 

茨城県のように、茨城県でトップの水戸1高だろうが偏差値40程度の高校だろうが全県一律の全く同じ問題が出題される場合、義務教育の教科書のレベルをパーフェクトにしさえすればいいわけですから、 義務教育の教科書のレベルを超えたような対策というのは全く必要ないわけです。

 

もちろん、例えば高校2年生の数学が解けるほどの能力があれば、 中学校3年生の数学の問題というのはものすごく簡単に感じるでしょうから、スーパー先取り学習はそういう考え方で学力に応じて3学年ぐらい先の内容を圧倒的に先取りしておいた方がいい、ということですけれども、

 

裏返して言えば、そういう圧倒的な学力をつけておいた方が有利だということであって、内容そのものは中学校3年生には中学校3年生の内容しか要求していないわけです。

 

ねばならない、ということではなくて、そうであった方が良い、ということなのですね。

 

こういうわけなので、本質的に、茨城県の県立高校の入試制度というのは、500点満点のテストで500点満点を取りなさいと言う、難易度よりも精度を重視した試験だということですね。

 

そういうことは大学入試のセンター試験でも同じことが言えるのでしょうけれども、その守備範囲が3倍から4倍ぐらい違うから、戦術を変えなければならないのだということですね。

 

まとめると、茨城県立の高校入試というのは、いかに正確でいかに精度が高いかということが重要視されることになります。

 

基本的には100点を取ることが可能なテストなので、片っ端から100点を獲りに行くテストなのだということですね。

 

学年末テストが全ての学校で終わりましたけれども、

中学校の定期テストそのものも、基本的には100点を取ることが可能なテストなので、片っ端から100点を獲りに行くテストを、いかに正確でいかに精度高く、100点獲りきるか、ということになっていて、

 

茨城県立の高校入試というのは、いかに正確でいかに精度が高いかということが試される、全県一斉の卒業時定期テスト、というのが本質ですね。

 

このことは茨城県に限らず、中学校段階において最も重視される価値観だと思います。

 

そういう観点からすると、小学生のうちに中学受験にしか出題されない特殊な勉強をするということが、正確性や精度を軽視した勉強になってしまう可能性もあるという点で、メリットだけではなくデメリットもあるということが、分かってくると思います。

 

中学受験の弊害の一つということですね。

 

茨城県立高校入試が正確性や精度を最も重視した試験制度だということは、そういう価値観自体が今までの日本という国の「強さ」の根源だった、それがまだ継続されている、ということなのだと思います。

 

そんなわけで、茨城県立高校入試で成功する・水戸一高などに合格すると言ったことを目的と考えると、

「はい、ここテストに出ます」と言われたところだけを勉強するとか、分からないこととかできないこと、あるいは出やすいところだけを勉強すれば、結果は良くなるという「常識」は、間違っています。

 

それは、70点ぐらいのための考え方です。

 

むしろ、水戸一高などの難関高校に合格できるようになりたいのであれば、100点を獲るマシーンになる。

 

そういう訓練や鍛錬が、大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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