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小学 考え方 通常授業

小学生の勉強は算数でも英語でもなく、国語が一番大事です

ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾

受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。

 

小学生の勉強は

算数でも

英語でもなく、

国語が一番大事です。

 

どういうことか?

というと

 

小学生というのは、

生まれてから数年しかたっていません。

 

言葉をおぼえて、

10年になるか ならないか

という程度で、

 

経験の量が、

ものすごく少ないのです。

 

大人が知っているべきことを、

小学生は、

知りません。

 

だからといって

大人に匹敵するような経験を

あれも これも と

集中的にすればいいのか?

というと、

それも、

非現実的です。

 

経験値が、

あまりにも、

小さい。

 

何も知らないのです。

 

 

今は ゆとり教育は完全に否定された

「はずですが」、

 

ゆとり教育になった当時、

ゆとり教育当時の教科書に

絵本みたいなページがあって

「さあ、考えてみよう」

と、書かれていました。

 

ナンセンスだなあ、

と思ったものです。

 

ああ、これが、ゆとり路線ってやつか、

と、呆れかえりました。

 

「考える」

というのは、

コトバを使って、

脳を動かすのです。

 

イメージそのものでは、

思考ができない。

 

コトバにイメージがくっついていて、

意味や理解になっている。

ということは

コトバの数が少ない小学生は

「考えることができないのです」

 

元々の、

イメージの元の経験そのものも、

少ない。

 

せいぜい、

親かテレビか、

どこかの誰かの「考え」「意見」を、

記憶から引っ張り出して

思い出して言っているだけ

といったところでしょう。

 

その子の「考え」は、

借り物である可能性が高い。

 

もし、

小学生に「考える」ことを要求するのなら、

その元になる経験と言葉を、

教えなければなりません。

 

経験と言葉の絶対量が少なすぎるのだから、

まずは、

経験と言葉を増やすことを考えるべきです。

 

・・・と、

ゆとり教育の頃に

強く思いましたが、

 

ゆとり教育が否定された「はずの」現在でも

ゆとり教育時代の流れは

ずっと続いているように見えます。

 

いや、

スマホとインターネットの爆発的な普及によって

ゆとり教育時代の流れは

ひどくなりました。

 

テレビやYoutubeなどでお笑い全盛の状況も

特に子どもに強く影響しているようです。

 

どんどん「考えなく」なっている。

 

情報が流れていき、

使い捨てされていく。

 

成長しなくて良い大人ならば

まあ、いいのかもしれませんが、

 

これから人生を作っていく小学生に

アホになる環境ばかり提供していたのでは、

どんどん、アホになっていくでしょう。

 

 

じゃあ、

アホにならないためには

どうすればいいのか?

というと

 

言葉を覚えればいいのです。

 

小学生が大嫌いな、

漢字練習です。

 

日本語の構造上、

漢字の読み書きができることが

思考力の基礎になります。

 

語彙

という言葉がありますが、

知っているコトバの数

知っているコトバのつながり

知っているコトバの広がり

知っているコトバの深さ

が、

思考力があるか無いかを

左右するでしょう。

 

 

生まれてから10年前後の

小学生に

算数だ英語だ

と考えがちですが、

 

それは「おけいこごと」でしかなくて、

 

本当に必要で大切なことは

国語

漢字

読み書き

だと、思います。

 

 

私は塾生にいつも言っています。

 

学校の授業で一番大事なのは

国語の授業だよ

と。

 

基礎教科中の

基礎教科

です。

 

国語力が

学力を決めます。

 

 

もしも何かの天才ならば、

その才能を伸ばすべきでしょう。

 

でも、

天才的な才能が見つからないのならば、

まずは、

国語の勉強は

一生懸命

やっておいたほうがいいです。

 

誰でも大嫌いな

漢字練習。

 

教科書の文章を精読する。

 

それが、

小学生にとって

一番、大事な勉強です。

 

 

 

 

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