ひたちなか市の進学塾・学習塾
受験予備校常勝の塾長の吉村です。
塾長が
小学生の頃の話です。
塾長は、
幼いころからデブでした。
そのせいで、
走るのが遅かったのです。
だから、
走るのが嫌いでした。
小学生というのは、
走るのが速いとヒーローになれますね。
球技が上手でも、
やはりヒーローです。
球技大会とか
運動会とか、
走るのが速かったり上手だったりすると、
目立ちますね。
で、
6年生の時だったと思うのですが、
クラス対抗のリレー競走がありました。
私はビリから２番目、
あるいはビリ
というぐらいに走るのが遅かったので、
選手に選ばれる
はずがなかった。
当然、
応援する側でした。
でも、
学校で最も俊足な人ばかりが、
脚の速さを競うのです。
運動会の会場は、
ものすごく盛り上がりました。
私は完全に他人事なので、
気楽に応援する気になれました。
バトンを手渡して、
次々に俊足が競走している。
レースが進んで、
アンカーになりました。
クラスで一番、
脚が速い人ばかりです。
その時、
いつもはあまり目立たなかったEくんが、
あれよあれよと、
俊足を次々に
抜き去ったのです。
その時のEくんは
目を見開いて、
凄い表情でした。
ゴボウ抜き。
あの光景には、
背筋がゾクゾクしました。
だから、
数十年たった今でも、
鮮明に覚えているのです。
大人しい、
目立たなかったEくんが、
一瞬で、
ヒーローになってしまった。
その衝撃的な光景が、
忘れられませんでした。
私が真似しようとしても、
グランドの上では無理でした。
でも、
大人しかったEくんが
ここぞ！という場で
華々しくゴボウ抜きした
のと同じことを、
自分も
やってみたい。
そう思いました。
それからです。
猛然と、
勉強に熱が入ったのは。
Eくんのように、
ライバルを次々にゴボウ抜きする
ヒーローになりたい。
ファンクラブができるほど万能の
Tくんに
一つだけでも 勝ちたい。
それができるのは、
勉強だけだ。
とにかく、
頑張ってみよう。
Eくんみたいに
自分もなれる気がする。
小学生だったあの時の自分が
今、塾長を続けている
原動力の一つなのです。
受験予備校 常勝（常勝教育グループ吉村学院）
勝田教室：茨城県ひたちなか市東石川３－２２－１ 宮前ビル新館２Ｆ
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TEL : ０２９-３５４-１２４１ （FAXは使っておりませんのでメールかフォームで） : ０２９-３５４-１２４１
Email : info@josyo.jp
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