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中学 小学 成績 考え方

家庭訪問はどうすればいいのか?保護者が気を付けるべきこと

ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾

受験予備校常勝の塾長の吉村です。

 

家庭訪問の時期ですが、

学校の先生が自宅に来る

珍しい機会ですから、

事前に、対策をした方がいいですね。

 

「対策」といっても、

ヘンなことを考える、

というのでは ありません。

 

心構え、といったことですね。

 

 

お茶がいいのかコーヒーがいいのか?

は、どれでもいいでしょうね。

失礼にならなければ。

 

無難なのは日本茶でしょうが、

個性を出すためにコーヒーや紅茶でも悪くはないでしょう。

 

そういう「形式的なこと」は、

普通でいいでしょう。

 

そういうことではなくて、

 

家庭訪問の目的は何か?

を考えると、その目的は

家庭環境の調査と

保護者とのコミュニケーションが目的だ、

ということになるでしょう。

 

 

だから、

その目的に合ったように

学校の先生をお迎えする、

ということが、

大切ですよね。

 

 

昔の先生は威張っていましたが、

最近の先生は、

低姿勢な感じの人が多いと思います。

 

そうなった理由は「時代背景」ということですが、

理由の部分を掘り下げることは省略する、として、

 

保護者の時代とは印象が変わっても、

学校の先生の役割は、

変わらないですよね。

 

それは、警察官とか税務署とか、

要するに「取り締まり機関」に近い役割がある、

ということですね。

 

善良な市民には優しいけれども、

極悪な人には恐ろしい一面も見せる、

ということですね。

 

どれだけ腰が低かろうとも、

その本質は、

今も昔も変わらないですね。

 

たとえば、

あなたのお子様の通信簿に、

1や2の評価をつけたり、

あるいは内申書に悪い評価を書く

権限があるわけです。

 

ということは、

あなたやお子様が

善良で真面目ですよ、

協力的ですよ、

と、アピールする必要があるのですね。

 

わざとらしく

演技をすることは必要ありません。

 

というより、

わざとらしいのは、

先生に見破られますよね。

 

先生は、毎年、

色々な家庭を訪問して、

相当な数の子どもや保護者に接してきたわけです。

 

嘘をついても、

ばれてしまうでしょう。

 

演技も、

見抜かれますね。

 

だから、

失礼のないように、

誠意をもって

お迎えすればいいでしょうね。

 

卑屈になる必要はありませんが、

高圧的になる必要もない、

ですよね。

 

というよりも、

先生に限らず、

誰でもそうですが、

不愉快な感じを受けると、

その不愉快な印象が、

ずっと、尾を引くわけです。

 

あの親はアホだな、

あの親は偉そうだな、

あの親は感じ悪すぎだな、

と、先生の脳にインプットされてしまいますね。

 

あからさまにニコニコするとか、

媚びるのは 嘘っぽく見えるので、

良くないですが、

 

上司に接するみたいな感じに、

敬意をもって、

低姿勢で接すれば、

先生は嫌な印象を持つことは無いでしょう。

 

そうすれば、

先生は、ちゃんとした親だな、

という印象を持ってくれるでしょう。

 

 

だからといって、

親が猛烈にアピールすれば

子どもの評価が良くなるのか?

というと、

 

親が猛烈にアピールすること自体が、

先生には押し付けのように感じるので、

やんわりと、

穏やかに、

敬意をもって、

低姿勢で、

自然に、

が、一番でしょうね。

 

 

でも。

それだけでは、

ちょっと、足りないですね。

 

どういうことか?

というと、

 

先生は、授業や書類作成などで

忙しい人なのです。

いつも時間に追われている。

他の家庭にも次々に行かなければならないので、

せっかく家庭訪問に来てくれても、

「無難に」というだけでは、

ほとんど何の印象も残らないことになってしまう。

 

あらためて、

家庭訪問の目的って、何だっけ?

と思い起こせば、

どうすればいいのか?

は、分かってきます。

 

 

家庭訪問の目的の一つ目の

家庭環境の調査 は、

敬意をもった

無難な「おもてなし」によって、

ちゃんとした家庭環境だな、

という印象を持ってもらえるでしょう。

 

家庭訪問の目的の二つ目は、

コミュニケーション です。

 

要するに、

お互いに、分かりあう、

ということですね。

 

ただ、一回の面談で「分かり合う」というのは、

かなり難しいことです。

 

まあ、誤解が生じやすい。

 

先生との間の誤解を最小限にするためには、

先生の側に立ってあげればいいのです。

 

先生は、

短時間で、

理解しあいたい、

と思って おいでになっている。

 

であれば、

親としては、

事前に、

子どもの長所と短所とか、

特に誤解を生じやすい点とか、

そういうことを、

紙に箇条書きにしておいて、

それを、先生にお渡しして、

それに基づいてお話すれば、

いいのではないでしょうか。

 

 

手書きでもパソコンでも

どちらでもいいでしょうが、

要するに、

先生に対して、

わが子のプレゼンをするわけです。

 

パワーポイントやスライドを使う必要は無いでしょう。

嫌味になりますよね。

 

手書きで十分。

 

で、そのプレゼン資料には、

アピールポイントと

誤解しやすいことを、

列挙しておいて、

それを、口頭で説明していく、

というわけです。

 

 

どうしてか?

というと、

先生は、次の訪問先にも行くわけで、

他との記憶が混ざってしまう可能性もあり、

印象が薄ければ忘れてしまうこともある、

だから、なのですね。

 

個人情報に厳しい時代ですから、

先生は、慎重に、

その箇条書きを保管してくれるでしょう。

 

そうすれば、

デキる親だな、

という印象を持つでしょうし、

何よりも、

子どもに接する上での「留意点」を明示することで、

誤解が生じにくくなるわけです。

 

ああ、親が言ってたことは、

この子どものこういう面なんだな、

と、思い出してくれる。

 

そうすれば、

子どもと親と先生との

コミュニケーションが、

かなり良くなるでしょう。

 

そうなれば、

全員がストレスなしで、

良好な関係になりやすいわけです。

 

そうなれば、

子どもも親も先生も、

みんながハッピーですよね。

 

 

 

 

 

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