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天才と秀才

成績がものすごく良い人には2種類あって、一つは天才で、もう一つは秀才です。似た言葉ですが、かなり違います。

天才というのは、なんだか自分でも分からないけど正解できてしまう人。あるいは、努力していないのにものすごく勉強ができてしまう人です。

そんな人がいるのか?というと、何故か分からないけれども正解が見えてしまう人というのは、本当にいるのです。超能力みたいに、説明できないけど100点がとれてしまう。こういう人は、ちょっと頭の回線が普通じゃないのでしょう。気違いと紙一重、という状態です。

また、努力していないのに勉強ができてしまう人もいるようです。というより、客観的には猛勉強しているように見えるのですが、本人は頑張っている自覚が無い。頑張っていないのです。でも、頑張れてしまう。頑張れてしまうという、人並外れた才能を持っている、ということなのでしょう。

凡人なのに、天才の真似をしようとしても、無駄です。真似ができないのが、天才という状態なのです。

でも、秀才は全く違います。努力の塊です。なぜそれが正解なのかを分かりやすく説明することができる。覚えられないならば、覚えるまでやり切る。

秀才の真似をすることは多くの人にできます。秀才と同じ結果にはなれなかったとしても、それに近づくことはできます。

秀才の場合は、頑張っているのです。でも頑張っている様子は他人には見せないかもしれません。たとえば、水面を優雅に泳ぐ水鳥が、冷たい水面下でひっきりなしに脚をバタバタ動かし続けている様子を見せないのと同じように、です。他人の痛みや苦しみは、分からないものです。

秀才は、失うものと手に入れるものが交換であることを知っています。勉強に費やした時間や労力、あるいはデートの時間とか遊ぶ時間を失った見返りに、良い成績や合格を手にすることができる、と分かっているのです。

秀才は、将来獲得できるであろうお金や社会的な地位などを期待して、学生時代を先行投資だと位置づけているのです。時間や労力を支払い続ける勉強は、その何倍ものリターンになる可能性が高いから、勉強する。

簡単に言えば、儲かるから勉強する。いや、成績がトップになれなければ見返りが少ないと分かっているから、トップの成績がとれるまで努力を継続する。これが、秀才の感覚でしょう。

私は、天才の真似はできません。でも、秀才になる方法ならば分かります。

あなたも、もし望むのならば、秀才になれます。

 

 

 

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