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考え方

五月病の話

ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾 受験予備校常勝の吉村仁です。

 

昔から五月病という言葉があります。

 

短期間で急激に詰め込んだ受験勉強で大変な思いをして、やっと入った高校に、最初は緊張して興奮していたけれども、1ヶ月も経てばだんだん慣れてきて、やっと慣れたと思ったらゴールデンウィークの連休がやってきて、

 

高校が休みに入ったと思ったら、日に日に緊張も興奮も抜けてきて、ゴールデンウィークが終わる頃には腑抜けみたいな状態になってしまって、さあ明日から高校が始まるぞーと学校が再開されると、実は行きたくなくなってしまう。

 

ゴールデンウィークの連休は息抜きのつもりでいたけれど、息抜きを通り越して力が抜けてしまって、そのまま勉強しなくなってしまう。

 

すると授業も分からなくなって、テストをやっても点数が取れなくなる。

 

そしてだんだん、やる気自体がなくなって、その高校自体も辞めたくなってしまう。

 

そういうのを5月病というんですね。

 

大学入試でも就職についても同じです。

 

憧れの大学に入るために激しい受験勉強をしたけれど、実際に入学して緊張とか興奮は1ヶ月ぐらいはキープできたけれども、ゴールデンウィークの連休を境に、その大学に行きたくなくなってしまう。

 

長期間大変な思いをして就職試験を勝ち抜いたけれど、実際に入社して緊張とか興奮は一か月ぐらいはキープできたけれども、ゴールデンウィークの駅を境にして、それまでの緊張や興奮が抜けてしまって、急に会社に行きたくなくなってしまう。

 

5月というのはそういう時なんですね。

 

冬の期間の寒さに耐えて、それがようやく春になって、体も心もこわばっていた状態がだんだん緩んできて、リラックスならいいけれども、リラックスを通り越してやる気そのものがなくなってしまう。

 

1日ごとに気温が10度ぐらい上がったり下がったりして、 肉体的にしんどい時期でもあるんですね。

 

精神病?の傾向がある人は、春とか秋の季節変動の時期に病気が出てしまうということもあって、文字通りの病気ではないけれどもそういう傾向がある人は、落ち込んだりウツ病みたいになってしまったり、そういう時期なんですね。

 

魔の5月。

 

危険な時期をどう乗り切るか。

 

息抜きもいいけれども、息抜きしすぎると、取り返しのつかない事になってしまうことがある。

 

特に自分のレベルを上げたいと思っているのならば、基本的には毎日の精進、成長のための日々の努力が、いかに継続できるかということが、思うように行くか思うようにいかないかの結果を左右するのだと思います。

 

レベルアップのための努力が、レベルアップのための行動パターンが、習慣になっているかどうかということですね。

 

そのためには、連休なんか無い方がいい。

 

元々、お休みというのは労働者のための法律がベースになっていて、学生というのは労働者ではないわけですから、基本的には休みは無いはずなんですね。

 

でも疲労が溜まってしまうと病気になってしまったりしますので、自分の体と相談して、休みを決めるべきなんですね。

 

その上で、できれば学校が休みになる期間こそ、一気にレベルアップするための勉強をやり溜めするチャンスなんですね。

 

他人が休んでいる、のんびりしている間に、自分はどういう行動をとるのかによって、差がつくということですね。

 

他人よりも上に行きたいと思うのであれば、そういう行動パターンは当然のはずなんですね。

 

結局のところ、自己管理の問題ですね。

 

どういう目標設定をして、どういう行動パターンをとっていくのか。

 

その自己管理ができるかどうかで、だんだん、大差が開いていくわけですね。

 

まずは5月をどう乗り切るか。

 

そして、習慣化ができるのかどうか。

 

試される時期ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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