ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村仁です。
どんくさい。
というと、成績が悪い人のイメージですが、
実は、ものすごく成績が良い人は、「どんくささ」があるように思います。
すぐに分かったつもりにならず、なんでだろ?と追究し続けるとか、
なかなか完璧にならないので、何度でも完璧になるまで続けるとか、
傍から見ていると、なんだか「どんくさく」見える場面というのが多いように思います。
「器用貧乏」などという言葉もあるぐらいで、すぐにできるようになるような要領の良さみたいなものは、
ある程度までは上達しても、頭打ちになりやすいのではないでしょうか。
「利口ぶる」という表現がありますが、そういうのはバカにした言い方であって、
「大賢は大愚の如し」
というのが、真理なんじゃないかな。
受験勉強を続けていると、
ある程度の「どんくささ」は、
大事な素質なんじゃないか?
と思います。
でも、業界全体でいえば、
「利口ぶる」みたいな価値観を助長しているように思うんですがね。