ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾
受験予備校常勝の塾長の吉村です。
マンツーマン・個別指導が
まだまだ流行していますが、
そろそろ、幻想から目覚めた方がいいです。
マンツーマン・個別指導って、
いかにも、
自分の子供だけを面倒見てくれそうで
分からないところをピンポイントで教えてくれるので
かゆいところに手が届き、
ベストな勉強の仕方のように思うのでしょうが、
はっきり言って、
それは、幻想です。
そんなものは、
ど素人の発想だ、
ということですね。
なぜか?というと
マンツーマン・個別指導
一人ひとり見てもらえる、
というと、
特別な気がしますが、
そんなものは、
家庭教師という形態で、
大昔から、あるのです。
いや、教室でやるのだから
切磋琢磨されるでしょ?
というのも幻想で、
元々ある家庭教師のやり方を
学校と同じ悪い環境でやっているだけ、
ということで、
依存心を助長するだけ、
でしょうね。
依存心を助長することで
成り立っているのが学習塾業界・予備校業界なので、
商売としては、
とてもよくできているのです。
儲かる商売として。
補習塾が、
名前・看板を変えただけ、
ということですね。
義務教育レベルの勉強で
一生懸命、考えて考えて考え抜いても
それでも分からないこと、
などというのは、
滅多に無いのです。
分からない、
と言っているのは、
単に、覚えるべきことを、
覚えていないだけ、
ということが多い。
あるいは、
教科書や問題集を見れば書いてあることを、
読んでいないだけ、
だったりする。
もっと悪いことは、
正しい勉強のやり方を習得しないで、
勉強している「フリ」を、
延々と、続けているだけに終わる。
義務教育レベルの子どもにとっては、
マンツーマン・個別指導というのは、
弊害が、
とても多いのです。
いや、
伝統的な進学塾の
最初からトップ5%の人「だけ」を相手にして
それ以外の95%の人を「お客様」として
利益を出すというビジネスモデルは、
商売としては、
かなり儲かる、
よくできた形態ですが、
子どもにとっての
そのダメさが、
もはや、
常識になりつつあるので、
マンツーマン・個別指導が大流行している、
ということなのでしょうが、
マンツーマン・個別指導と名前を変えても、
家庭教師や補習塾というのは、
昔からあって、
ほとんど何も
変わらないのです。
分からないことが分かれば
問題は解決する、
というのは、
相当ハイレベルで正しい勉強を
自分から続けているような人には
有効だとは思いますが、
そもそも、
そういう人は、
たぶん5%いるかどうか?
だと思います。
いや、
ゆとり教育以降、
5%も居ないでしょう。
99%の人は、
「それ以前」で、
躓いているのです。
たとえば、
なぜ勉強するのか?
なぜ受験するのか?
勉強はどうやるべきなのか?
筆記具はどう扱うべきなのか?
教科書はどう扱うべきなのか?
問題集はどう扱うべきなのか?
といったような、
何が分からないか「以前」に、
問題があるのです。
ゆとり以降、
それ以前よりも、
すべてが、
滅茶苦茶になっている。
崩壊状態です。
保護者の時代
あるいはぞれ以前よりも、
何もかも、
悪くなっているのです。
保護者の時代と同質
あるいはそれ以上のことを
現在の学校や教育業界に期待しても、
ほぼ、無理だと思います。
自衛策・自己防衛の手段を
講じなければならない。
私は、
サラリーマンを辞めて、
フランチャイズでセカンドスクールとして
ひたちなか市で進学塾を開きました。
でも、
伝統的な進学塾というのは、
気に入らなかった。
マンツーマン・個別指導塾も
やってみましたが、
さらに、
気に入らなかった。
それで脱退して、
受験予備校常勝として、
全国行脚して勉強会に出たり、
試行錯誤を続けましたが、
要するに、
進学塾も学習塾もマンツーマン・個別指導塾も家庭教師も通信添削も映像授業も
全部、気に入らなかったのです。
そんな中、
水戸駅前に河合塾が進出する前に
河合塾のサテライトとして契約して
超一流講師の映像授業を100本以上見ましたが、
分かったことは、
上場レベルで全国屈指の超一流講師の授業でも、
ミスを結構する、
ということでした。
私は自分が学生時代は
塾も予備校も通ったことがなかったため、
東大トップレベルみたいな日本最高レベルの講師・教師というのは
完璧なんだろう、
と、勝手に幻想を抱いていたのです。
でも実際に、
来る日も来る日も
生徒に提供するために
全国屈指の超一流講師の授業を見続けていたら、
意外なことに、
エラー・ミスをしたのです。
全国屈指の超一流講師の授業って、
こんななのか・・・
と、驚きました。
現在は、
スタディサプリなど、
ほとんど無料みたいな金額で、
そういう映像を見ることができるようになりましたが、
10年以上前のことですから、
代ゼミとか駿台とか河合塾みたいな老舗の
スター講師の授業なんて、
見たことがなかったのです。
今もそうですが、
当時はもっと、
高額でしたから。
日本トップレベルの大先生でも
ミスやエラーをするのか?!
と、衝撃でした。
でも、
100本以上見たからこそ、
色々な意味で、
とても 勉強になりました。
さすがに、
授業がうまいなあ、
と思いましたが、
半面、エラーする瞬間も、
録画されていたのです。
まあ、
それが脱退・解約した理由というわけではなく、
まあ、契約内容など、色々あって、
河合塾との契約を破棄したのですが、
河合塾の指示により
解約時に当時の録画は産業廃棄物として全部処理・廃棄したので、
現在は見ることができませんが、
東大レベルか そうでないか の違いの一つは
ミスやエラーに「どの段階で気づくか」
の違いだな、
と、思いました。
ならば、
そういう訓練と指導を徹底的にやれば良い、
ということです。
また、
モチベーション自体が、
最も重要だな、
とも思いました。
それも、
一流か二流かの、
決定的な違いです。
で、
とどのつまりは、
覚えていること、
記憶の問題と
訓練の問題だな、
ということは、
モチベーション自体と、
記憶の問題と
訓練の問題が本質で、
そこを極めればいいのだな、
と、おぼろげながら、
思ったものです。
10年ほど前に、
さらに試行錯誤をして、
現在の受験予備校常勝の原型ができました。
簡単に言えば、
自分が受験生時代にやっていたことを
他人にやらせる
ということです。
正解は、
最初から、
手元にあった。
自分が子供時代に見つけた、
それが、
王道でした。
まだまだ
毎年、バージョンアップ中で、
OSやプログラム・アプリと同じように
永遠に、
バージョンアップが必要だ、
と痛感しています。
新年度は学校と同じ
4月からスタートしますが、
新年度も
さらにさらに
バージョンアップしていきます。